くらし 【地域版】神戸県民センターからのお知らせ

■3つの対策で身近な野生動物被害を減らそう
アライグマやイノシシによる被害を減らすには、地域を野生動物にとって居心地の悪い場所にするのが一番です。そのためには餌になるものをなくす、防護柵の設置、捕獲など、地域で協力し、みんなで対策することが大切です。
県森林動物研究センター 森林動物専門員 河野賢治

神戸市ではアライグマの捕獲数が急増し、住宅地でも生活被害が多く発生しているほか、人なれしたイノシシなどは人に危害を加える恐れもあり、非常に危険です。被害を減らすために、一人一人が今日からできる3つの対策を紹介します。
・対策1 餌やりをしない野生動物との
・対策2 ごみ出しルールを守る
・対策3 正しい付き合い方を知る
県では、ホームページでイノシシの生態や被害防止対策を紹介。シンポジウムなども開催しています。

◆アライグマは日本にいなかった
アライグマは外国からペットとして持ち込まれたものが野生化。農作物の食害や人家への侵入など被害は年々増加しています。特に、2023(令和5)年度の農業被害額は約3,000万円と、5年前に比べ1,300万円も増えています。

◆野生動物に出合ったら
・静かにその場を離れる
・持っている食べ物を離す
・近寄らない

◇困ったときは神戸市鳥獣相談ダイヤルへ
【電話】078-333-4408(8時~21時、無休)
野生動物を目撃し被害の恐れがある、または受けたときは、通報を。アライグマ、ハクビシンについては、捕獲檻を設置・貸し出しします。4月から、目撃情報はLINEでも通報できるようになりました。

問合せ:神戸農林振興事務所森林課
【電話】078-742-8327【FAX】078-734-6001

■兵庫の鹿をまるごと活用!
県内で毎年4万頭も捕獲される鹿の活用について、製品に触れたり食べたりしながら考えてみませんか。三宮・元町周辺にある鹿肉料理店やジビエ精肉店、鹿素材を扱う服飾雑貨店、県立美術館2階レストランで気軽に体験できるのがこのプログラムの魅力。店員に「フィールドパビリオンで来た」と伝えると、背景などを説明してもらえます。
※プログラムの詳細や他の体験は本紙2次元コード参照

■Information(イベント等は延期・中止の場合があります)
◆「親子で学ぶ淡山疏水」の参加者募集
ダムや農業施設を見学して歴史ある世界かんがい施設遺産「淡山疏水」を学びます。ブドウの収穫体験、昼食付き。
対象:小学3年生~6年生と保護者(2人1組)
日時:8月20日(水)9時~17時
場所:淡山疏水・東播用水博物館(集合・解散)
定員:15組(抽選)
料金:1組2,000円

申込み・問合せ:7月7日(月)~25日(金)にホームページの参加申込書をEメール、ファクスで東播用水土地改良区へ
【電話】0794-87-0545【FAX】0794-87-0547

◆「親子落語鑑賞会」の参加者募集
生の落語に触れ、その楽しさを親子で体験できます。無料。
対象:県内在住の小学4年生~高校3年生と保護者(2人1組)
日時:8月4日(月)~10日(日)
場所:神戸新開地・喜楽館
定員:150組300人(抽選)

申込み・問合せ:7月21日(月)(祝)までに住所、氏名(2人分)、学校名、学年、電話番号、希望日(第3希望まで)をホームページ、郵送(往復はがき)で神戸県民センター県民課へ
【住所】〒653-8767(住所不要)
【電話】078-647-9088【FAX】078-642-1018

◆「中学生のメッセージ2025」の募集
未来への希望、学校や友達との関わり、社会のさまざまな出来事に対する意見などの作文を募集します。優秀者は、県大会で作文を発表。
対象:神戸市在住・在学の中学生等

申込み・問合せ:9月5日(金)までに作文(本人自筆による原本)を郵送で県青少年本部神戸事務部へ
【住所】〒653-8767(住所不要)
【電話】078-647-9091【FAX】078-642-1018

■神戸版の問い合わせは
神戸県民センター県民躍動室総務防災課へ
〒653-8767 神戸市長田区二葉町5-1-32
【電話】078-647-9071【FAX】078-642-1010

■困ったとき、まずは[さわやか県民相談]へ
【電話】0120-16-7830(なやみゼロ)
携帯電話からは【電話】078-360-8511
平日(祝日等を除く)9時~17時30分