くらし きらり☆多可人 plus

■全国の舞台に挑戦!
(丹波ヤングベースボールクラブ所属)
丹波市を拠点に活動する中学生硬式野球チームの「丹波ヤングベースボールクラブ」が、第33回ヤングリーグ選手権大会に出場しました。
今年の春、全国大会出場を逃した悔しさを胸に、チーム一丸となって夏の全国への切符を勝ち取りました。
チームの主将を務めるのは、加美中学校3年生の内藤暖さん。内藤さんは、小学1年生から杉の実スターズで野球に打ち込み、硬式の道へ進みました。
「チーム全体がやる気がない時期もあったけど、一人一人の意識が変わり、全員がひとつになってきました。野球は一人ではできない。ワンチームで全国に挑みたい。」
そんな内藤さんと最後の夏に挑むのは、いずれも中町中学校3年生の古川琉稀愛さん、杉原伶音さん、高田ジェハンゲイルさんです。
(古川)「チームに入団したときは、全然ついていけなかったけど、仲間がいてくれたから続けることができました。一勝でも多く勝てるようにみんなで戦いたい。」
(杉原)「チームのみんなと声をかけあってここまできた。勝ち進んで、チームの記録を更新したい。」
(高田)「兄の背中を追って今までがんばってきました。自分ができることをしっかりやってチームに貢献したい。」
4人の野球人生はこの先も続きます。
(内藤)「丹波ヤングのヘッドコーチとか高校野球の指導者とか、社会人になっても野球に関わりたい。」
(古川)「高校でも野球を続けたい。」
(杉原)「高校野球でレギュラーを勝ち取り甲子園を目指したい。」
(高田)「ずっと目指していた高校に進学し、レギュラーを勝ち取り甲子園を目指したい。」
フレーフレー!多可町っ子!

■チーム発足以来初!第13回ヤングリーグジュニア選手権大会出場!
3年生に続き2年生チームも、全国への切符を手にしました。多可町からは、杉の実スターズでともに汗を流した3人が所属!
チーム発足後初めてとなる「ヤングリーグジュニア選手権大会」は、まさに悲願の出場です。大会は、8月23日から25日まで、静岡県で開催されます。
(森安さん)
安定したピッチングで三振をとっていきたい。
(藤村さん)
安定してヒットが打てる選手になりたい。ホームランを打ちたい!
(足立さん)
どこでも守れる選手になりたい。全国大会までに状態を上げて通用する選手になって試合に出たい。

■女子野球でてっぺん目指す!
ジリジリと日差しが痛いほどの猛暑日。
元気に声を出しながら白球を追いかける野球少女たちの姿がありました。
女子学生軟式野球チーム「兵庫ヴィクトリア」は、今年8月9日から開催される「全日本女子軟式野球学生選手権大会」への出場が決まりました。
このチームに所属しているのが、加美中学校2年生の𠮷田順子さんです。
𠮷田さんは、兄の影響で小学2年生から杉の実スターズに入団しました。
「最初はついていけなくてしんどかったけど、小学5年生ごろから楽しくなりました。」
もっと野球がしたい。
𠮷田さんは野球を続けるためにクラブチームを選びました。
「今のチームは、みんな明るくて仲が良いです。1試合1試合重ねていくうちに、私たちが絶対勝つという気持ちが強くなりました。」
設立2年目の兵庫ヴィクトリアは、1・2年生のみのチームです。3年生がいない中で、見事全国出場を果たしました。
「努力を重ねて、みんなから信頼される選手になりたい。バッティングが好きなので、ヒットやホームランを打って、自分の役割を果たしたいです。」
チーム一丸となって勝ち取った全国への切符。この笑顔が全国の舞台で輝きますように。

※詳しくは、本紙をご覧ください。