- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県山添村
- 広報紙名 : 広報やまぞえ 令和7年8月号
◆契約
▽工事請負契約の締結について(全会一致で可決)
契約目的:山添村防災行政無線(同報系)更新工事
契約方法:一般競争入札
契約金額:264,000,000円
契約相手:大阪府大阪市中央区城見二丁目2番22号 株式会社国際電気関西支店 支店長 大野雄一氏
工期:契約の翌日から令和8年3月27日
▽工事請負契約の締結について(全会一致で可決)
契約目的:山添村簡易水道(切幡地区)水道施設改良工事(配管その4)
契約方法:指名競争入札
契約金額:78,100,000円
契約相手:山添村大字岩屋1370番地 株式会社松下組 代表取締役 松下博之氏
工期:契約の翌日から令和8年1月30日
▽工事請負契約の締結について(全会一致で可決)
契約目的:山添村簡易水道(切幡地区)水道施設改良工事(配管その5)
契約方法:指名競争入札
契約金額:122,485,000円
契約相手:山添村大字遅瀬1213番地の2 株式会社脇組 代表取締役 脇義宣氏
工期:契約の翌日から令和8年1月30日
▽工事請負契約の締結について(全会一致で可決)
契約目的:山添村簡易水道(菅生地区)水道施設改良工事(配管その1)
契約方法:指名競争入札
契約金額:83,667,100円
契約相手:山添村大字西波多4519番地の3 株式会社栗田建設 代表取締役 栗田一紀氏
工期:契約の翌日から令和8年1月30日
◆その他
▽山辺・県北西部広域環境衛生組合規約の一部変更について(全会一致で可決)
県内10市町村で山辺・県北西部広域環境衛生組合を組織し、新しいごみ処理施設が本年5月7日から本格稼働しており、本組合事務所も新しい施設内へ変更するため改正を行いました。
▽財産の取得について(全会一致で可決)
取得財産:消防ポンプ車
入札方法:指名競争入札
金額:7,440,980円
相手:山添村大字北野1561番地の7 東山サービス 丸谷公一氏
◆意見書
▽米の価格高騰対策と生産と供給に責任を持つ安心の農業政策を求める意見書について(全会一致で可決)
国民の主食である米の在庫が不足し、店頭米価が高騰し家計を強く圧迫している。この要因について、農林水産省は収穫量の減少に加え、外食需要の急回復、訪日外国人の増加等、需要が伸びたことを挙げている。
一方、肥料、燃料など生産コストの高騰の下で、農家において多くが赤字に陥っており、今までが安すぎたと感じている生産者の思いも無視することはできない。農業人口の高齢化と減少は極めて深刻な状況となっている。需給のバランスの崩れで米の価格が乱高下することは、消費者、生産者にとって有益ではない。国民に食料を安定的に供給することは国の責任である。
よって、不作や国際的な需給変動があっても、国民が安心して国内産米を食べ続けられるよう、米の需給と価格の安定に責任を持ち、消費者と生産者が納得でき、地方を活性化させる総合的な取組みを強化するため、以下の事項について強く求める意見書を可決した。
1.米不足となった実態を把握し関係者の声を聞くこと
2.米の価格保証、農家への所得保障を充実し、大多数の農業者が安定して生産を続けられる条件を整えること。
3.水田をはじめ農業の多面的価値をこれまで以上に重視し、政策に反映させること
4.肥料、燃料、農業資材の高騰に対する補助を強化すること。
5.備蓄米の支給制度を低所得者や貧困家庭へも行き渡るような制度に改めること。
・賛成討論 奥谷和夫議員
米の価格高騰に対して国が責任を持つことや、米農家への価格保障、所得補償の充実を求めるものであり本意見書に賛成をする。政府は全体としては供給量があるとして、未だに米不足を認めようとしていない。米の消費が減ることを前提として、農家に減反、減産を押し付けてきたことが原因である。また、米農家への所得補償を無くすなど、支援策を切り捨て、米生産の基盤を弱体化させてきた。米の増産でゆとりある需給・備蓄を確保し、米農家への価格保証、所得補償の充実が求められてる。国民の食糧安定のための予算こそ増やすことが必要ではないか。
・賛成討論 野村信介議員
今この時期に全ての議員が党派を超え賛同する最も大事な意見書を迅速に提案してくださることに感謝をする。「米不足の原因を調べることを政府に求めること」「肥料、燃料、農業資材の高騰に対する補助を強化すること」「備蓄米の支給制度を低所得者や貧困家庭へも行き渡るような制度に改めること」、特にこの3つの要望に賛意を示す。