くらし MiiMo図書フロアより

■図書スタッフの推し本・発掘本
○円山応挙から近代京都画壇へ
平井啓修/古田亮/朝日新聞社編集(求龍堂)
江戸中期に活躍した応挙は「写生画の祖」と言われる。もふもふとした子犬、ごつごつした岩、猛々しい虎、嫋やかな美人と写真がなかった時代に実物を忠実に描いた絵は、人々に衝撃と映ったに違いない。豪華な画集です。(あ)

○ぼちぼちいこか
マイク・セイラー/ロバート・グロスマン/今江祥智訳(偕成社)
カバくんが船乗りや飛行士などの仕事に挑戦。しかし体重の重すぎが原因で失敗続き。いとおしく感じる一方で彼は決してめげない。しかも関西弁の日本語訳にあっけらかんとした雰囲気があり何度失敗しても大丈夫と思える作品。(と)

○リアルサイズ古生物図鑑(古生代編)
土屋健(技術評論社)
古代生物をリアルサイズで現代の風景に溶け込ませて紹介するシュールな図鑑、一読の価値アリです。時代を経るにつれて生物のサイズが変化していくのも興味深いです。あり得ない景色ですが、現存しない古生物の大きさが実感できますよ。(さ)

○C線上のアリア
湊かなえ(朝日新聞出版)
なぜ、意地悪された義母の介護をするのか?なぜ、他人の嫁には優しいのか?よその姑が良く見えるのはなぜ?嫁VS姑の介護ミステリー。両親を亡くした自分を育ててくれた心優しい叔母が絶対に誰にも言えない秘密とは…。(ち)

■新着図書入りました
※ここに掲載している以外にも届いています。
・殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス 五条紀夫(KADOKAWA)
・バルセロナで豆腐屋になった 清水建宇(岩波書店)
・17の鍵 マルク・ラーベ(東京創元社)
・法廷占拠 爆弾2 呉勝浩(講談社)
・氏家京太郎、奔る 中山七里(双葉社)
・モーロク日和 坪内稔典(創風社出版)
・ドゥリトル先生のブックカフェ 賀十つばさ(幻冬舎)
・ほどよく孤独に生きてみる 藤井英子(サンマーク出版)
・そういうゲーム ヨシタケシンスケ(KADOKAWA)
・世界でいちばん透きとおった物語2 杉井光(新潮社)
・高宮学園バスケ部の最強プリンス *あいら*/ムネヤマヨシミ(集英社)
・グッナイ・ナタリー・クローバー 須藤アンナ(集英社)
・話し方の戦略 千葉佳織(プレジデント社)
・ぼくはぽんこつじはんき 由美村嬉々/山本久美子(あさ出版)
・マイ・グレート・ファーザー 平岡陽明(文藝春秋)
・佐渡絢爛 赤神諒(徳間書店)
・一次元の挿し木 松下龍之介(宝島社)
・どうせそろそろ死ぬんだし 香坂鮪(宝島社)
・「ぼくのおかあさん」2ねん1くみ すぎしたげんき 川之上英子・健/大島妙子(アリス館)
・おかしをつくろう みらいパティシエ(オレンジページ)
・死ぬまで生きる日記 土門蘭(生きのびるブックス)

■図書スタッフのつぶやき
ついに手に入れました!長年探し求めていた御朱印帳。なかなか気に入るものがなく、いつも御朱印をいただくのを我慢していた日々と別れ、これから御朱印巡りを思う存分できると思うとウキウキが止まらない今日このごろ。記念すべき1ページ目は大神神社で頂戴しました。『大和國一の宮』と記された御朱印がとても素敵です。
四姉妹・四女(ち)

■蔵書検索・利用案内
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・みぃも電子図書館【HP】https://web.d-library.jp/miimo_lib/

問合せ:未来共創室
【電話】0745-44-3082