- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県下関市
- 広報紙名 : 市報しものせき 令和7年3月号
このページは、小・中学生、高校生を対象に市内で働く人・職業を紹介しています。先輩たちのメッセージを参考に、未来の自分を探してみませんか。
■地域情報紙 編集者 牧野 武志さん 下関市出身
◆どんな仕事ですか?
いろんなお店や暮らしの情報など、地域情報満載のタウン紙を、毎週95,000世帯にお届けしています。ウェブやSNSでも、これらの情報を配信しています。最近は、広告掲載企業さまからの依頼でイベント企画等も行っています。
◆楽しいことは?
毎週発行なので、情報を集めるのは大変ですが、掲載したお店などから、「おかげで、お客さんがたくさん来てくれたよ」と言っていただけることが、すごくうれしいです。動画の再生回数が伸びるのも励みになります。
◆この仕事のやりがいは?
多くの市民の皆さんに読んでいただき、情報を共有することで、街を変えていけるのではないか、と思っています。自分の力で、仲間たちと力を合わせて、街を良い方向に動かせる。なかなか、こういった仕事はないのではないでしょうか。
◆下関の魅力を伝える仕事
「高校まで下関にいましたが、実は下関が嫌いでした」と牧野さん。実家の周りは田んぼと畑、山ばかり。「カエルがうるさいし、早く都会に出たかった」。でも大阪・東京で暮らしてみると、満員電車に揺られ、仕事に追われる日々。東日本大震災を機に下関に戻ってきて、改めてふるさとの良さに気付いたそうです。「自然豊かで、食べ物もおいしいし、歴史に裏付けられた奥深さがある」。下関の魅力を一人でも多くの人に届けたいとの思いは熱く、「この仕事は、天職だと思っています」
◆作り手が楽しむ=伝わる
メインは地域情報紙の発行ですが、多様性の時代になり、紙面だけの発信では、伝え切れない部分を、動画を制作してウェブに掲載したり、イベントを開催したりして、発信力を強化。創刊して11年。創刊当時から、やりたいと思っていたラーメンフェスを昨年10月に開催。心掛けていることは、「高校生の頃の自分に、動画を見せて『面白い』と思わせるものを作ること」です。
(写真)デザイナー3人、ライター1人の4人で作ってます
(写真)画面から、この楽しさが伝わるとうれしいな~
(写真)市内の有名ラーメン店10店舗が集いにぎわいました
※写真は本紙参照
取材協力:地域情報新聞しものせき
【電話】222-8880