くらし 地球温暖化防止 エコラム ECO-LUMN Vol.218

■ゼロカーボンシティ

環境省では、脱炭素社会に向けて、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを表明する地方自治体を「ゼロカーボンシティ」と呼んでいます。
実質ゼロとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林などの吸収源による除去量を均衡させ、正味の排出量をゼロにすることです。
3月末時点で、全国で1161の自治体がゼロカーボンシティを表明しています。県内では山口県をはじめ、下関市、山口市、柳井市、防府市、萩市、周防大島町の7つの自治体が表明しています。
岩国市においても、先人から受け継いできた豊かな自然を守り、誰もが安心して安全に暮らせるまちを、次の世代へと確実に引き継いでいくため、5月29日に市長が、「岩国市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、ゼロカーボンシティの一員となりました。
また今年度中に市域全体における脱炭素化に係る目標や方針、取り組み内容などを示す「岩国市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定します。
この計画やゼロカーボンシティ宣言を契機に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを、皆さんと共に進めていきますので、これからもご協力をお願いします。
※詳細は、本紙をご覧ください。

問合せ:環境政策課
【電話】29-5102