- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県長門市
- 広報紙名 : 長門市広報 知っちょこ 令和7年11月号
全国統一防火標語「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」
■令和7年秋の火災予防運動が全国一斉に実施
この時期は空気が非常に乾燥し、火災の起こりやすい気象状況が続きますので、火の取り扱いには十分注意してください。
■電気器具類の火災に注意!
長門市では、今年に入り8月31日までに21件の火災が発生しています。
建物火災4件のうち、2件が差し込みプラグなどの電気器具が原因となっています。全国的に見ても電気器具からの火災は増加傾向にあるため、次のことに注意して電気による火災を予防しましょう。
■電気器具などの火災を防ぐには?
1.定期的に使用状況を確認する
2.説明書の注意書きをよく読み、器具を正しく使用する
3.使用する電気機器の消費電力を確認して、タップの定格値を超えないように使用する
4.コンセントやタップは定期的に清掃を行う
5.傷んだり、老朽化しているコードは使用しないようにする
■電気火災はこうして起こる!
◇コードの折れ曲がり
コードを折り曲げて使用していると、内部の配線が部分的に断線し、その部分から発熱して発火する場合があります。
◇プラグの差し込み不足
コンセントにプラグが完全に差し込まれていない状態で使用していると、電気抵抗が増加してプラグが過熱。この状態が長く続くと急に発火する場合があります。
◇トラッキング
コンセントにプラグを長期間差し込んだ状態にしておくと、ほこりや湿気により、火花放電を繰り返し、やがて火災に至る場合があります。
◇コードの踏みつけ
コードを踏みつけている場合にも、踏まれている部分の配線が断線し、その部分から発熱して発火する場合があります。
◇たこ足配線
延長コード・コンセントのタップにたこ足配線をすると、タップの定格電流を上回る電流が流れ込むことで発熱し、この状態が長く続くことで発火する場合があります。
◇コードを束ねて使用
コードを束ねたり、巻き付けた状態で使用していると、束ねている部分に熱がこもり、発火する場合があります。
問合せ:
消防本部予防課【電話】22-5297
中央消防署【電話】22-0119
西消防署【電話】32-1230
■充電式電池の事故が多発!
リチウムイオン充電池をはじめとした充電式の電子機器による事故が多発しています。正しい使用と廃棄をお願いします。
充電式のシェーバー・電動歯ブラシ・モバイルバッテリー・電子タバコなどに使われる充電池は、強い力や衝撃が加わると、ショートし発火・破裂するため大変危険です。
発熱や膨張など異常を感じたらすぐに使用を中止してください。
捨てるときは、「電池類」のコンテナへ、電池の取り外しができないものは小型家電回収ボックスに出してください。
モバイルバッテリー・シェーバーなど
↓
○電池類コンテナ 小型家電回収ボックス
×燃えるゴミ 燃えないゴミ
問合せ:生活環境課廃棄物対策班
【電話】23-1249
