くらし にいはま市議会だよりvol.133(1)

■委員会開催報告
議会閉会中に市民との意見交換会および特別委員会を開催しました。主な内容について、お知らせします。

◆市民との意見交換会
今年度は、議場での開催および団体へ出向く形式で実施しました。

▽企画教育委員会
・1月24日(金)開催
本会議場において、「新居浜市の未来について中学生として思うこと、何が一番必要だと思うか」をテーマに、市内11中学校生徒会役員の22人と意見交換会を開催しました。
生徒会役員と市議会議員は、選挙に立候補した共通点があるため、お互いに立候補した理由、思いを共有した後、テーマについて中学生の意見発表を基に委員と中学生が意見交換を行いました。
中学生からは、若者が楽しめるような商業施設、屋内スポーツ施設、大学や専門学校を誘致してほしいといった、市内での若者の居場所づくりにつながる意見や、南海トラフ地震などの災害への対策をしてほしいといった防災分野の意見など、幅広い視点から新居浜を良くするための意見が多く出されました。
意見交換会は終始和やかな雰囲気で行われ、若い世代からの意見を聞くことができました。

▽市民福祉委員会
・1月10日(金)開催
新居浜市医師会を訪問し「健康寿命の延伸」をテーマに、新居浜市医師会、健康長寿地域拠点旦之上、新居浜東高等学校と意見交換会を開催しました。
医師会からは、本市を取り巻く健康の現状、医療の課題について、健康長寿地域拠点旦之上からは、PPK体操などの地域での活動状況について、新居浜東高等学校からは、高校生のリアルなスマホの使い方と現状について説明があり、その後意見交換を行いました。
各団体からは、たばこ関連疾患が平均寿命や健康寿命を短縮させる原因であるため、喫煙・受動喫煙対策を進めてもらいたい。医療・介護従事者が不足しており、成り手もいないため、その支援をしてほしい。PPK体操などにより、人とつながることで心も体も元気になることから、フレイル予防につながる健康長寿地域拠点の活動を支援してほしい。スマホによる身体への影響は大きく、長時間使用しないために、体を動かせるスポーツ施設などを充実させてほしいなどの意見が出ました。

▽経済建設委員会
・1月14日(火)開催
新居浜市管工事業協同組合を訪問し「上下水道の将来について」をテーマに、組合員9人と意見交換会を開催しました。
組合側からは、365日24時間当番制で水道のトラブルに対応していること、資格者育成・技術者養成の取り組み、県や市の防災訓練への参加など、組合が行っている取り組みの概要についての説明のほか、水道管などインフラ設備の老朽化、人口減少による経営基盤の不安定化、人材不足など、組合が直面している課題や、市が導入しようとしているウォーターPPPに対する懸念事項、市に対する要望などの説明がありました。
委員からは、組合の活動を議会としても何かアピールしていければいいと思う、市から受けた説明と今日の話を聞いた上での感じ方や印象が結構変わったため、現場の声をしっかり聞いた上で、市に要望をしていきたいなどの意見や感想もあり、組合の活動に対し理解を深めるとともに、現状の課題を再認識しました。