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■連携プレーも、ミラクルショットも 「内子町長杯クロッケー大会」
老人クラブ会員の健康増進や交流を目的に「内子町長杯クロッケー大会」が5月28日、内子運動公園で開かれ、33チーム・約130人が参加しました。
予選リーグでは各チームが7コートに分かれて対決。総当たり戦を勝ち抜いたチームが決勝トーナメントで優勝を争いました。選手はボールの行方に一喜一憂。味方を応援し、的確に指示を送る声が響きました。決勝戦は接戦の末、程内白寿会が見事優勝。なお上位3チームは、11月に開かれる愛媛県老人クラブスポーツ大会に出場します。

■住民の気持ちに寄り添い続けて――西岡千代子さんに総務大臣感謝状
長年にわたり行政相談委員を務めた西岡千代子(ちよこ)さん〔小田下〕へ、総務大臣から感謝状が贈られ、贈呈式が5月29日に町長室で行われました。
西岡さんは平成25年から12年間、同委員として住民からの意見や要望を受け、行政機関などへつないできました。毎月の相談日の他、地域で出会った人から相談を受けることもあり、「相談者の気持ちに寄り添い、どんな解決策があるかを一緒に考え、私自身も勉強させてもらった。少しでも困りごとの解決につながったのならうれしい」と振り返りました。

■内子地域の自治会が熱戦を通じ交流 自治センター杯ソフト・レクバレー大会
「第2回内子地区自治センター杯ソフトボール・レクバレー大会」が6月1日、内子運動公園などで開かれました。内子地域の3自治センターからそれぞれ2チームが参加して熱戦を繰り広げ、競技を通じて親睦を深めました。
ソフトボールでは予選を全勝した畑中と城廻の両自治会が決勝で対戦。互いに譲らず延長戦に突入すると、最後は畑中が執念の勝ち越しタイムリーヒットを放ち、接戦を制しました。
レクバレーは内子スポーツセンターで6チームが対戦しました。予選を勝ち抜いて決勝に進んだのは城廻と廿日市。結果、最終戦まで力強い攻撃を続けた城廻が快勝し、うれしい優勝トロフィーを手にしました。

■親元を離れ、友達と過ごす特別な夏 挑戦と感謝の心を学んだ3日間
「立川小学校通学合宿」が6月12~14日の間、立川自治会館などで行われました。
子どもたちが親元を離れて集団生活をすることで、思いやりや自立心を育むことを目的とした本事業。9回目の今年は同小学校の4~6年生9人が参加し、地域の皆さんとの食事作りやソロ焚(た)き火、石窯でのピザ焼きなどを体験しました。薪で沸かしたドラム缶風呂は「気持ちいい」と大好評。普段の生活とは違う3日間で、友達との楽しい思い出をつくりました。
6年生の梶野凛(りん)さんは「今年が最後の通学合宿。体験を通して、お世話になった人たちに感謝したいと思った。家でももっと進んで手伝いをしたい」と笑顔で話しました。

■働くことの大変さ、大切さを知る 小田分校生がインターンシップ
内子高校小田分校のインターンシップが6月10~12日の間、町内外の18事業所で実施されました。参加した2年生27人がそれぞれ興味のある仕事を体験し、働くことの意義や社会人としての知識などを学びました。
黒田涼介(りょうすけ)さん〔小田上〕は内子町役場で、水道の検査や町道の見回りなどを体験しました。大瀬自治センターでは館報制作のため、保育園の交通安全教室の取材にも挑戦。「まちの人を笑顔にできる仕事。大変さもやりがいも、まちのすてきなところも知れた」と話しました。

■町並み保存にも関わり深い製蝋業 内子中学生が恒例の体験学習
内子中学校の「蝋搾り体験学習」が6月12・13の両日、上芳我邸で行われました。指導する八日市護国地区町並保存会の芳我(※)明彦(あきひこ)会長が「かつて内子に巨万の富をもたらした白蝋について、ぜひ正しい知識を持ってほしい」とあいさつ。参加した3年生47人は製蝋の歴史などの説明を受けた後、原料のハゼノキの房をたたいて実を外し、台唐臼(だいがらうす)でついて粉にするなど、一連の作業を体験しました。搾った生(き)蝋を水にさらしてできた蝋花に触れた生徒は「すべすべして気持ちいい」と感触を確かめていました。
※「芳我」の「芳」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。