- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年5月号
■未来を担う子どもたちを見届ける
○広見中学校記念碑
3月13日に広見中学校で、新校舎落成にあたり記念碑完成式典が行われ、石碑を寄贈いただいた清家茂さん=下大野=が出席しました。
この石碑は約30年前から清家さんが大切に保管していたもので、「広見中学校落成記念にシンボルとなる記念碑を作ってはどうか。」と提案いただき、完成しました。記念碑を見て清家さんは、「鬼北町の宝が巣立っていく姿を永遠に見届ける石になった。」と完成を喜び、生徒会長中平晴輝さんは、「記念碑をみて、広中生としての誇りと自覚をもって学校生活を送りたい。」と感謝を伝えました。
■中学生の視点で作る魅力発信冊子
○イメージアッププロジェクト
3月19日に広見中学校イメージアッププロジェクトの最終授業が行われました。
この授業は、広見中学校2年生の生徒(令和6年度)が“鬼北町の魅力”を再発見することを目的に、生徒らが町内7つの事業所を訪れ、インタビューや調査を行い、冊子を作り上げました。今回最後の授業では、お世話になった事業所を訪れ、生徒たちは、「町内事業所の日々の努力と工夫、知らなかった発見があり学びになった。」と感想を伝えていました。完成したこれらの冊子は、県内の観光施設や公共施設等に設置する予定です。
■一番輝ける場所で働く
○地域おこし協力隊 活動報告会
3月13日に役場本庁3階議場で、地域おこし協力隊活動報告会が行われ、地域住民、現役隊員、職員の約30名が、卒業する隊員の報告に耳を傾けました。
報告会では、任期中に学んだことや成長したこと、地域の方に助けていただいたこと、今後についての報告がありました。また、卒隊者のうち農業をミッションとしていた大村隊員は、「きじ農家として独立し、将来は愛治地区で農家の後継者になりたい。また、家族で楽しく働ける農業の仕組みを作りたい!」と今後の抱負を発表しました。
令和6年度末で5名の隊員が卒業し、令和7年4月1日時点での協力隊員は4名となりました。
■地域の安全を地域で守る
○交通安全パレード
4月7日に中央公民館駐車場で、交通安全パレードの出発式が行われました。兵頭町長は、「新しい通学路で不安のある子どもたちが登下校し、部活動が始まると薄暗い中での下校になります。交通ルール、安全運転を呼び掛け、子どもたちが安全に学校に通えるよう、地域で呼びかけてもらいたい。」と挨拶をしました。
春の交通安全運動期間中は、委員が巡回したり、街頭で見守りをしたりしていますが、1年をとおして、ドライバー、歩行者ともに、交通安全に努め、交通事故等を起こさないよう心掛けて生活していきましょう。