くらし 救急車(きゅうきゅうしゃ)の適正利用(てきせいりよう)にご協力(きょうりょく)ください

近年、救急車の出動件数は増加しており、その中には緊急性の低いケースも少なくありません。救急車は、命にかかわる緊急性の高い傷病者のための限りある医療資源です。
限られた救急車を有効に活用し、緊急性の高い傷病者にできるだけ早く救急車が到着できるようにするため、救急車の適正利用にご協力をお願いします。

■こんな時ときは迷(まよ)わず119番(ばん)
救急車の要請を控えることだけが「救急車の適正利用」ではありません。
事故などによる怪我で急を要する場合、病気の症状が悪化する恐れがある場合、熱があり呼吸困難の症状がある場合などは、ためらわずに、すぐに119番で救急車を呼ぶことも大切な適正利用です。

■家族(かぞく)の様子(ようす)がおかしい!救急車(きゅうきゅうしゃ)を呼(よ)ぶ?
救急車を呼ぶべきか迷ったときは電話で相談できる窓口があります。

▽急な病気やけがの相談
福岡県救急医療電話相談
【電話】#7119または【電話】471-0099
受付時間:24時間受付/年中無休

▽子どもの急な病気やけがの相談
小児救急医療電話相談
【電話】#8000または【電話】731-4119
月~金曜日/19時~翌朝7時
受付時間:
・土曜日/12時~翌朝7時
・日曜日・祝日/7時~翌朝7時

※緊急性が高いと判断した場合は、迷わず受診や救急車を呼んでください。
※熱中症やヒートショックは正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。
詳しくは、市ホームページをご確認ください。

▽正しい予防方法をチェック
・熱中症
ID:3673
・ヒートショック
ID:43845

■診療時間内(しんりょうじかんない)に受診(じゅしん)しましょう
本来、救急外来は、救急患者や突然重篤な症状となってしまった人のためのものです。
不要不急な受診が増えると本当に救急外来が必要な患者が十分な医療を受けられなくなってしまいます。比較的症状が軽いうちに、日中の診療時間内で受診しましょう。診療にかかる費用も夜間診療や救急外来よりも安く済みます。

■救命講習(きゅうめいこうしゅう)を受(う)けましょう
救急車が到着するまではどうしても時間がかかります。いざというときに、その場に居合わせた人の応急手当がその人の救命にとって大変重要になります。
筑紫野太宰府消防本部では、一人でも多くの命を救うため、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法、止血法などの応急手当に関する救命講習を実施しています。
ぜひ救命講習に参加して、正しい知識と技術を身につけましょう。
詳しくは、筑紫野太宰府消防本部のホームページをご確認ください。
【HP】https://www.chikuta119.jp/

問合せ:健康推進課