くらし 市長就任にあたって

堤かなめ

このたびの市長選挙におきまして、多くの市民の皆様をはじめ、各方面から温かいご支援を賜り、大野城市長に就任いたしました堤かなめです。初登庁の際には、たくさんの励ましと歓迎の言葉をいただき、市民の皆様から寄せられる期待の大きさ、そしてその責任の重さを深く感じています。
まずは、これまで大野城市の発展に尽力されてきた歴代市長・市議会議員の皆様、そして市民の皆様に、心より感謝申し上げます。先人の築いてこられた歴史と伝統を大切にしながら、希望と幸せにあふれる新しい大野城市を、市民の皆様とともに創ってまいります。
私はこれまで、県議会や国政の場で、教育・福祉・子育て支援・ジェンダー平等などの課題に取り組んでまいりました。現場の声を政策に反映させる経験を通じて、対話の大切さと、誰一人取り残さない姿勢の重要性を学んできました。これからはその経験を生かし、「オール大野城」の姿勢で、すべての立場の人々と力を合わせ、希望と幸せにあふれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
そのためには、市議会の皆様との連携はもちろん、国・県・企業・学校など様々な機関とも協力し、市民の皆様と一緒に課題解決に取り組むことが不可欠です。今後とも、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
また、市職員がこれまで築いてきた信頼と実績を大切にしながら、市政をさらに前に進めてまいります。私が市長として最も大切にしているのは、「市長は、職員と一緒に働くパートナーである」という考え方です。今は、強いリーダーシップよりも、共感・信頼・対話を重視した“ソフトなリーダーシップ”が求められる時代です。「NO!パワハラ」を掲げ、職員が誇りとやりがいを持って働ける、風通しの良い組織づくりに取り組んでまいります。そしてそれが、より質の高い行政サービスの提供につながると確信しています。
市民の皆様一人一人の声を、まちづくりの原動力に。
ともに、大野城市の未来をアップデートしていきましょう。