くらし まちかどウォッチング

地域のイベントや話題となった出来事などを写真付きで紹介するコーナーです

■「秋月の乱」から150年
朝倉市とみやこ町連携強化へ
2月17日、みやこ町の内田町長や豊津郷土史会の畑中会長らが市役所を訪れました。みやこ町は、「秋月の乱」に参加し豊津で討ち死にした秋月党員の供養を毎年実施しており、令和7年は150回忌を迎えます。同町では、これを記念した慰霊祭や文化講演会の実施。朝倉市も事業へ協力することが決まりました。また、みやこ町には豊津藩の藩校育徳館が存在したことから、朝倉市で開催される藩校サミットへの参加も確認されました。
令和7年度は、両市町でさまざまな事業を通じて交流が行われます。令和の秋月街道ともいえる八丁トンネルで、ぜひみやこ町を訪れてみませんか。

■甘木駅周辺整備基本構想策定会議会長来訪
甘木駅周辺の未来図を市長へ提言
2月19日、甘木駅周辺整備基本構想策定会議の柴田会長(福岡大学教授)が市役所を訪れ、同会議で構想された甘木駅周辺の将来整備イメージを市長へ提言しました。
甘木駅周辺では国道322号バイパス整備が進められており、交通課題の解消や都市機能強化などが期待されています。こうした背景から、学識経験者や市民、関係機関職員で構成された同会議が設置。構想策定には延べ500人程が参加し「民間と行政が連携した運営体制の構築」「歩いて楽しいコンパクトなまち」などの整備方針が示されました。林市長は「朝倉市の玄関口に相応しい駅周辺を目指したい」と話しました。
※言内容など詳細は市HPへ

■第4回芸術実験
アートを感じる2週間。
3月1日~16日、比良松地区で、地域の魅力発見や芸術文化の醸成を目的とした「芸術実験」が開催されました。
今回は旧比良松郵便局や篠崎醤油蔵などを舞台に、さまざまなアート作品が融合。期間中、多くの人が観賞に訪れ、日常の中にアートを見出す喜びや感動が共有されました。

■朝倉市総合市民センター開館30周年記念
「新・BS日本のうた」公開収録
NHK「新・BS日本のうた」の公開収録が2月27日、ピーポート甘木大ホールで行われました。総勢9組の豪華な出演者によって、日本の名曲の数々が披露され、会場を魅了しました。
今後の放送予定は、NHKのホームページなどでご確認ください。
※NHKのHPの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

■戦後80年平和の尊さを次世代へつなぐ
戦跡をめぐるフィールドワーク開催
3月2日、大刀洗空襲をたどるフィールドワークが行われました。大刀洗空襲や頓田の森の悲劇を次世代へ継承していくため、平和事業実行委員会が開催。市内外から約30人が参加しました。参加者は、頓田の森平和花園で、児童31人の幼い命を奪った「頓田の森の悲劇」について熱心に聞き入り、犠牲になった子どもたちを追悼。そのほか、高射砲部隊・生徒隊正門跡(現在の一木児童公園)や大刀洗飛行場司令室跡などを見学。大刀洗平和記念館では、大刀飛行場に関する映画や朗読を鑑賞し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを再確認しました。市内在住の参加者は「『頓田の森の悲劇』が起きた場所へ初めて行き、戦争の悲惨さを改めて感じ、自分の生活が平和で幸せだと思いました。今後も平和の尊さを伝える活動を続けてほしいです」と話しました。
3月16日には、大刀洗空襲をたどるキッズフィールドワークも開催。子どもたちと同世代の児童が亡くなった「頓田の森の悲劇」について、皆真剣に聞き入り平和の大切さを学びました。

■古都秋月雛めぐり
長屋門の石段に約600体の雛人形
2月14日~3月3日、秋月地区で「古都秋月雛めぐり」が開催されました。
期間中、秋月の27カ所の店舗や施設に雛人形が並び、クイズラリーやワークショップも開催。長屋門の石段には約600体の雛人形が並び、連日多くの人でにぎわいました。

■上杉鷹山公NHK大河ドラマ化を目指し
林市長ら関係4首長が要望活動
秋月黒田家ゆかりの上杉鷹山公(米沢藩)のNHK大河ドラマ化を目指し、2月21日、山形県米沢市近藤市長、宮崎県串間市島田市長、高鍋町黒木町長、林市長の4自治体の首長がNHK(東京都)を訪問しました。各自治体の取り組みや熱意を伝え、今後の活動などについても意見を交換。要望活動を通して、4自治体の関係はさらに深まりました。