くらし 消防だより[火災が発生しやすい秋冬に注意~11月9日から15日は秋季全国火災予防運動~]

空気が乾燥し、暖房器具などの使用頻度が増える秋から冬にかけては、火災のリスクが高まる傾向にあり特に注意が必要です。火災予防への注意を促すため、11月9日(日)の7時と19時にサイレンを吹鳴しますので、火災と間違われないようご注意ください。
[お知らせ]消防団による秋季火災予防運動広報パレードを、11月2日(日)9時から旧町ごとに開催します。

■11月はリチウムイオン電池による火災防止月間
スマートフォンやモバイルバッテリー、携帯扇風機などの、充電池を使用した家電の火災が増えています。これらの製品は「リチウムイオン電池」を搭載しており、取り扱いを誤ると発煙や発火につながります。

◇火災を防ぐポイント
・落とす、ぶつけるなどの強い衝撃を与えない
・互換品(代用品)ではなく、純正品を使用する
・バッテリーパックが変形、膨張しているものは使わない
・充電中、異常に熱くなる場合は使用しない
・家電量販店などに設置された専用ボックスへ捨てる
誤った処分方法が大きな火災につながる場合があります。
(関連本紙11ページ)

■ろうそくや線香などの火災に注意
市内でも、ろうそくや線香が原因の火災が発生しています。

◇火災を防ぐポイント
・火をつけたままその場を離れない
・燃えやすいものを近くに置かない
・安定した台を使う
・ろうそく立ての水分を拭き取る
水分がついたまま火をつけると、高温になったろうと水分が反応し、火が飛び散る場合があります。

■地震に備えて、感震ブレーカーを設置しましょう
地震による火災の主な原因は、揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときの発火です。そのような電気火災対策には、設定値以上の揺れを感知した際に自動で止まる「感震ブレーカー」が効果的です。主に4種類の感震ブレーカーがありますので、自宅に合ったものをお選びください。

・分電盤タイプ(内蔵型)
※電気工事が必要

・分電盤タイプ(後付型)
※電気工事が必要

・コンセントタイプ
※コンセントに差し込むだけで設置が完了するタイプもあります

・簡易タイプ
※電気工事が不要でホームセンターなどで購入できます

※詳細は本紙をご参照ください。

◆火災情報を確認できます
・現在発生している火災の場所を電話で聞くことができます。
→火災情報案内【電話】050-1807-4070

・事前登録をすれば、火災発生情報がメールで届きます。
→火災情報メール配信

~2025年度全国統一防火標語「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」~

問合せ:消防本部 予防課 予防係
【電話】62-5993