- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県五島市
- 広報紙名 : 広報ごとう 2025年5月号
令和7年度の当初予算は「市民の生活を護り、未来を創る」ことを大きな柱として、初年度となる「第3期五島市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」の重点施策に位置付けられた取組を着実に推進するための予算としています。総合戦略では、「創造する未来 海と共に輝く宝〝しま〞」を地域ビジョンに掲げて4つの基本目標を達成するため、具体的な施策を予算化したほか、新たに総合戦略推進枠を創設し、様々な地域課題の解決に取り組んでいきます。
■予算総額 457億1,150万円(前年度比1.6%増)
・一般会計 331億7,500万円(前年度比1.5%増)
・特別会計 125億3,650万円(前年度比1.9%増)
▼当初予算(一般会計)の内訳
○歳入 331.8億円
・地方交付税…使い道を決めずに国が交付するお金
・国庫支出金…使い道が決まっている国の補助金や負担金など
・市税…市民税や固定資産税、軽自動車税など
・県支出金…使い道が決まっている県の補助金や負担金など
・市債…特定の事業などのために長期的に借り入れるお金
・その他…各種交付金、使用料、手数料、寄附金、繰入金など
○特別会計の予算額
○歳出 331.8億円
・民生費…子どもや高齢者、障がい者福祉などの経費
・総務費…市の内部管理や選挙、税の徴収などの経費
・公債費…借金返済の経費
・衛生費…ごみやし尿の収集・処理などの経費
・農林水産業費…農業、林業、水産業の振興などの経費
・教育費…学校、文化振興などの経費
・商工費…商工業・観光振興、スポーツ振興などの経費
・土木費…道路や河川の整備・維持などの経費
・消防費…消防活動や救急活動などの経費
・その他…議会費や労働費、災害復旧費など
○五島市の市債(借金)残高
市債は単なる借金ではなく、道路や施設などの財産をつくるための重要な財源のひとつ。返済の一部は地方交付税として国が負担します。
令和6年度末の残高見込みは339億円で、令和5年度末より9億円減となる見込みです。
今後も市の持ち出しが少ない市債を活用し、大きな財政負担とならないように計画的な借入れと返済をします。