- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉名市
- 広報紙名 : 広報たまな 令和7年9月号
本市での社会教育の取り組みや、社会教育団体の活動をご紹介します。今回は6月に続き「人権」についてです。横島小学校の森山先生にお話を伺いました。活動です。
■差別はどうしたらなくせるの?
人権を脅かすものが「差別」です。とても残念ですが、人を不幸にする「差別」は現存しています。「人はなぜ差別をするのでしょうか」。私は「幸せ」でない人が図らずも人を傷つけてしまうと考えます。
「差別は、どうしたらなくせるのか」
私は、差別する人が「自分は家族から愛されている、身近な人たちから必要とされている、社会の役に立っている、他の人とつながっている」と実感できると差別はなくなると考えます。そのためには人との出会いと学びが必要だと思います。そして、つながり合って身近な人が増えることだと思います。
*横島小学校森山校長先生が考える「人権教育」「宇宙船地球号」掲載をしています。(本紙38ページ二次元コードから)
■宇宙船地球号
20世紀は「戦争の世紀」と言われ、今の21世紀は「人権の世紀」と言われています。果たして「人権の世紀」になっているでしょうか。人は一人では生きていけません。誰もが分かることです。そして、今の世界は一つの国だけでは成り立ちません。しかし、図らずも一人で生きていけるような一つの国だけで成り立つような考え方が広がっているように思えます。そこに偏見や差別が生まれ、また「戦争の世紀」に戻っているような恐怖を感じます。
私たちは皆、宇宙船地球号の乗組員です。一人一人の違いを認め合って、協力して人間としての命を幸福に、永遠に受け継いでいかなければなりません。
問合せ:コミュニティ推進課
【電話】75-1312