- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年6月号
■上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナー。日々の活動や暮らしを紹介します。
▽松村雄宣(ゆうき)さん
皆さん、はじめまして。令和7年4月1日付で、湯島地区仕事空き家プロデューサーに着任した松村雄宣です。前任の東濱博子は、私の母にあたります。二世代続いての協力隊はおそらく前例がないと思います。
私が本市の地域おこし協力隊になったのは、自営・自由業を志して前職のエンジニアを退職し、母がいる湯島にふらっと遊びに行ったのがきっかけです。穏やかな島の暮らし、美しい海や山の幸、ゆっくりとした時間が流れる離島・湯島。その魅力に取りつかれて、気づけば母の地域おこしの仕事を手伝うようになっていました。それから3年が経ち、昨年退任した母と同じ協力隊へ着任しました。
私は、湯島を発展させることももちろん大事だと思いますが、まずはこの魅力溢れる島を、後世に残すことが最重要課題だと考えます。活動をとおして地域コーディネーター、行政、空き家アドバイザー協会、島民の方、そして仲間と共に空き家を活用した強固な基盤づくりに取り組みたいです。
具体的には、湯島の事業者の方が悩む人手不足と移住定住を考えている都市部の方の移住体つなとかずはしており、将来的な上天草市全域の事業者との連携も視野に入れています。さらに空き家を活用した宿泊施設、シェアハウスを移住体験中の住まいとし、空き家対策にもつなげたいです。
また、現在は、湯島をさまざまな方面でPRする整備もしており、海の幸、山の幸、島の暮らしなどの島の魅力を、イベント、SNS、メディアをとおして発信する取り組みはどうかなど、こちらも島民の方と協議を進めている最中です。
これから島の魅力をたっぷり発信していきますので、皆さん楽しみにしていてください。そして、ぜひ湯島に遊びに来てください。
最後になりますが、前任の母の事業や歴代の湯島地域おこし協力隊の方々の事業とも連携し、協力し合いながら、そして何より島民の皆さんとしっかり話し合い、協力し合いながら、課題解決に引き続き取り組みたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。