- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年11月号
■心を込めて花を植える 花いっぱい交流事業開催
10月15日、湯前小学校で花いっぱい交流事業が開かれ、同校5年生児童32人と老人クラブ会員が協力して花を植えました。
今回植えたのは、パンジー・ビオラ・葉ボタン・ナデシコの4種類。町老人クラブ連合会の中村賢一会長(82・上里3)は「皆さんが植えた花が来年の春には立派に咲いて、卒業する6年生を送り出せるように、一生懸命植えよう」とあいさつしました。
児童は老人クラブ会員と二人一組になって土の入れ方や苗の植え方を教えてもらい、心を込めて花壇やプランターに植えて小学校に彩りを添えました。作業後は、一緒に給食の時間を過ごして交流。活動を通して、児童と会員の繋がりを深めた時間となりました。
■進路の選択に役立てたい インターンシップで役場の仕事を体験
9月30日~10月2日に、球磨中央高校2年の森山飛竜(ひりゅう)さん(16・中猪)がインターンシップ(職場体験)で湯前町役場を訪れました。
インターンシップとは、働くことの大切さを感じ、将来の進路選択に向けて、職業観や労働観を育成することを目的に行われるもの。今回は、役場各課の事業紹介や事務補助、旬報・広報紙作りを体験しました。森山さんは「地域の人と交流をしてコミュニケーションをとる大切さや楽しさを知ることができた。各課で行われている事業の説明を聞き、専門知識を学ぶ機会がたくさんあることを知った。今回の体験を通して、これからの進路の選択に役立てていきたい」と話しました。
■地域の歴史や文化を感じる 文化協会で33観音巡り
9月24日に、湯前町文化協会が令和7年度会員研修会を行い、21人の会員が参加しました。今回の研修では、秋の相良33観音巡りとして、上手観音・覚井観音(あさぎり町)・生善院観音・龍泉寺観音(水上村)・普門寺観音・上里の町観音(湯前町)の6カ所をまわりました。今回は、学芸員による解説付きで行われたため、より詳しく知ることができ、新しい発見も多くあったとの声も聞かれました。
当日とても暑い日でしたが、訪れた札所には多くの彼岸花が咲いていました。「彼岸花は涼しくなると咲くと思っていた。花は、彼岸の時期を知っているのだろうか」と研修を通じて季節の変化を楽しむ会員もいました。
■もしもの災害に備えて 上村区で防災訓練を実施
9月21日、上村区公民分館で上村区防災訓練が開かれ、30人の区民が参加。災害発生に備えて一人一人の防災意識を高めるために開かれました。
今回の訓練で、非常食と飲み物といったものを最低3日分備えておくことなど区民に説明。その後、ガス釜・竹筒・ポリ袋の3種類でご飯を炊く炊き出し訓練と、非常食試食会が行われました。竹筒を使った炊飯は、公民分館前の広場でコンクリートブロックを組み火を起こして炊飯を体験。3つの方法で炊きあがったご飯は、非常食と一緒に試食し、おいしく食べられることを学びました。
