健康 認知症 つながる、支える、地域の輪(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県えびの市
- 広報紙名 : 広報えびの 令和7年8月号
■共に生き ともに歩もう 認知症
「認知症は自分には関係ない」と思っていませんか。認知症は年齢に関わらず、誰もがなり得るものです。たとえ認知症になっても、すぐに何もできなくなるわけではありません。近年、「認知症になってもできることややりたいことをやりながら、仲間とつながり、希望を持って自分らしく暮らし続ける」という「新しい認知症観」が広がってきています。
自分や家族の将来のためにも、認知症について考えてみませんか?
▽オレンジリング
認知症サポーターの目印のオレンジリング。「認知症の人を応援します」という意思表示になります。認知症サポーター養成講座を受講すると授与されます。
▽ロバ隊長
認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター。認知症になっても安心して暮らせるまちづくりへの道のりの先頭を歩き、ロバのように急がず、着実に一歩一歩進んでいくという意味が込められています。
■9月はアルツハイマー月間です
9月は、認知症について理解を深める「アルツハイマー(認知症)月間」です。9月21日は、「世界アルツハイマーデー(認知症の日)」とされ、世界中で認知症に関する啓発イベントなどが開催されています。市では、月間に合わせて、懸垂幕を掲示したり、認知症に関する情報や市が実施している認知症施策の取り組みを紹介する展示を行ったりしています。
▽昨年の啓発イベントの様子
場所:市役所2階ロビー
認知症サポーター養成講座の紹介と参加者の感想など、市の認知症施策の取り組みを紹介
認知症に関する情報・書籍の紹介も
認知症に関する情報の紹介やグループホームの作品などを展示
今年は、9月16日(火)から30日(火)までの間、市役所2階ロビー、市民図書館、プラッセだいわえびの店で実施します。ぜひ、ご覧ください。
※日程が変更となる場合があります。
■認知症に関する活動を紹介します
▼気軽に立ち寄ってみませんか?オレンジカフェ
オレンジカフェは、認知症の人が住み慣れた地域で安心して生活を継続できるようにすることや、家族の介護負担を軽減すること、地域住民に認知症の啓発を促進することを目的として開催しています。
4月から新たに2カ所のオレンジカフェがオープンしました。
▽オレンジカフェここきゃん
気軽に寄れる場所として始めました。外での散歩や手芸などもやりたいと考えています。ぜひ、来てください。
運営者 上妻(こうづま)貴代子さん
開催日:毎月第1水曜日
時間:午前9時30分~午前11時30分
場所:昌明寺1173-69
【電話】090-3603-7663
▽オレンジカフェまっくぼ
皆さんが楽しそうにしているのがうれしいです。今後はたくさんの人に来てもらえる仕掛けを考えたいです。
運営者 庄村里世(さとよ)さん
開催日:毎月第2木曜日
時間:午後2時30分~午後4時
場所:今西413
【電話】090-3733-8370
▽Interview
利用者 松下勇次さん
声をかけてもらって参加しています。普段自宅に一人で生活しているので、初めての人とさまざまな話題でお話ができて楽しい時間を過ごせています。今後も参加したいです。
市が実施するオレンジカフェ「よかとこ」も引き続き開催しています。
開催日:毎月第3水曜日
時間:午前9時30分~午前11時30分
場所:市民図書館学習室