- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県美郷町
- 広報紙名 : 広報みさと 2025年1月号
がん・高血圧・脳出血・脂質異常症などのリスクは、飲酒量が増えれば増えるほど上昇し、飲酒量が少ないほど良いことがわかっています。また、死亡(すべての死因を含む)は、脳梗塞・虚血性心疾患は男性で飲酒量が純アルコール44g/日程度以上になるとリスクが高まることがわかっています。そのため厚生労働省では生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)を、男性では40g以上・女性では20g以上としています。女性は一般的に男性と比較して体内の水分量が少なく、分解できるアルコール量も男性に比べて少ないことから半分となっています。年末・年始と飲酒の機会が多い時期です。自分の飲酒量を確認してみて下さい。
※高齢者やアルコール分解酵素の働きが弱い人は、より少量の飲酒が適当です。
■純アルコール20gとは?
・日本酒:180ml(度数15%)
・ビール:500ml(度数5%)
・焼酎:110ml(度数25%)
・ワイン:180ml(度数14%)
・ウィスキー:60ml(度数43%)
・缶チューハイ:約500ml(度数5%)、約350ml(度数7%)
※要注意
ストロング系のお酒度数9%、1缶に含まれる純アルコール量は350ml→25g、500ml→36g
■血中アルコール濃度があがるスピードをゆるめる方法
胃や小腸からのアルコール吸収をゆるやかにし、血中アルコール濃度があがるスピードをゆるめるため、以下を心がけましょう。
・空腹で飲まない
・水やノンアルコール飲料と交互に飲む
・バランスの良い食事と一緒に摂取する
・ゆっくり飲む
■生活習慣病のリスクを高めないために
・週に1~2日は休肝日をつくりましょう。
・飲酒量を減らすと血圧が低下したり、肥満の予防につながります。
・飲酒状況を記録して、自分の飲み方を振り返りましょう。
お問合せ:健康福祉課
【電話】66-3610