くらし 令和7年度 当初予算

■一般会計予算 285億1,500万円
令和7年度当初予算が指宿市議会第1回定例会で審議され、3月26日に可決成立しました。
経営改善計画に掲げた基本目標に沿って着実に財政の健全化を進め、「将来が楽しみになる町」になるために真に必要な施策を十分に吟味し予算編成しました。

〔用語の説明〕
・自主財源
市町村が自主的に調達できる財源

・依存財源
国や県の意思決定に基づいて配分される財源

〔用語の説明〕
・義務的経費
人件費や社会保障費など、支出が義務付けられている経費子ども・高齢者・障害者の福祉など

・投資的経費
道路・公共施設などの新設や改修、国や県の行う公共事業負担金などの経費

・その他の経費
義務的・投資的経費以外の経費

◆各会計予算規模

◆市債残高(一般会計)

※令和8年3月末の見込み額

◆基金残高(一般会計)

※令和8年3月末の見込み額
(地方自治法第233条の2の規定に基づく令和6年度の決算剰余金の2分の1以上の財政調整基金への積立金は含めていない)

◆市の貯金(基金)と借金(市債)の推移

市の貯金である基金残高は令和6年度末で84億64万円、令和7年度末で72億1,836万円となる見込みです。将来の財政負担などに備えてさまざまな基金を積み立てており、中でも財政調整基金は災害など不測の事態にも対応できるよう確保しています。
市の借金である市債残高は市債の償還金額より市債の新規借入金額を抑えたことで令和7年度末残高は312億4,144万円となる見込みです。
堅実な事業計画と財政運用に今後も努めていきます。

■市民1人当たりの予算約78万3,099円(8.4%↑)
※()内は前年度比。人口は1月1日時点の推計人口36,413人。
※数値は四捨五入しているため合計額は一致しません。

市民1人当たりの目的別歳出予算額は次のとおりです。総務費はシステム関連(標準化対応)更新事業の増加、民生費は児童手当費の拡充に伴う増加、農林水産業費は降灰対策施設や種子島周辺漁業対策補助金の減少、商工費はヘルシーランド改修事業の減少、土木費は建築物耐震化促進補助金や指宿港海岸整備事業の増加、教育費は北指宿・南指宿中学校の長寿命化事業やBandG山川海洋センター解体事業などにより増加しています。

全体額※( )内は構成比

◇民生費 239,580円(7.1%↑)
子ども・高齢者・障害者の福祉など

◇土木費 83,477円(24.4%↑)
道路・公園・公営住宅の整備など

◇衛生費 52,252円(3.4%↑)
ごみ・し尿の処理や健康増進など

◇教育費 112,645円(79.1%↑)
学校の管理運営、文化・体育施設の整備、生涯学習など

◇商工費 82,330円(28.0%↓)
商工業・観光の振興、観光施設の整備など

◇農林水産業費 25,499円(10.1%↓)
農林・畜産・水産業の振興など

◇公債費 84,161円(4.2%↑)
施設整備などで借りたお金の返済

◇総務費 72,964円(14.1%↑)
総務・財政管理・政策推進・地域振興・税務事務など

◇その他 30,191円(2.6%↓)
消防活動および市議会運営など問

問合せ:財政課財政係