- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県垂水市
- 広報紙名 : 広報たるみず 令和7年5月号
■[地域]薩摩ボタン絵付け師の室田志保さんが本を寄贈
3月17日、垂水市立図書館に本市在住で薩摩ボタン絵付け師の室田志保(しほ)さんから2種類の本を寄贈いただきました。寄贈いただいた本は室田さんが生業にされている『薩摩ボタン』に関連するもので全編英語で書かれている本と図鑑形式で日本の多くの職人が紹介されている本です。室田さんは「子どもたちの何かしらの助けになれば嬉しいです」と話しました。今回は市内の小・中・高校にも寄贈していただきました。ご寄贈に感謝いたします。
■[地域]垂水高等学校の生徒が『総合的な探究の時間』発表会
3月18日、垂水高等学校で『総合的な探究の時間』の発表会が行われました。これは各自で探究したいテーマ等を設定し、1年間、調査・研究してきた内容を発表するものです。当日は、普通科の1・2年生17名が参加し、調査・研究した内容を発表し、意見交換を行いました。生徒たちは最低賃金、保護猫にまつわる社会問題やアニメ、垂水市の地域活性化について幅広い調査・研究を行っており、今後の展開が注目されます。
※3月時点の学年で表記しています。
■[学習]垂水市漁協青年部によるカンパチのさばき方教室
3月19日、協和小学校で垂水市漁協青年部によるカンパチのさばき方教室が行われました。これは、5・6年生が、総合的な学習の時間で「錦江湾」について学習した地域の特産物をより身近に感じてもらう目的で企画されたものです。当日は、講師のさばき方を参考に、実際に児童たちが刺身に切り分ける体験を行いました。前田駿(しゅん)さん(6年)は「カンパチさばきを見て、ものすごく迫力を感じました」と話しました。
※3月時点の学年で表記しています。
■[地域]高峠つつじヶ丘公園に芝桜が植えられました
3月20日、高峠つつじヶ丘公園に垂水市内で活動している地域活性ボランティア団体「垂水市の風」の皆さんが、約100本の芝桜を植栽しました。これまで、たるみずふれあいフェスタ夏祭りに参加されたり、コスモス畑をライトアップしたりと、垂水市の活性化等を目的として活動されています。皆さんは「今後も株分けしながら範囲を広げていきたいです。害獣の被害にあわず大きくなってくれると嬉しいです」と話しました。
■[地域]大隅ミート産業株式会社の小森浩一代表取締役が垂水小学校体育館ステージの緞帳幕を寄贈
3月25日、垂水小学校体育館で、同体育館のステージ緞帳幕の寄贈に対する感謝状贈呈式が行われました。同体育館は昨年度から長寿命化改修工事を行っており、完成にあわせて同校卒業生で大隅ミート産業株式会社の小森浩一(ひろかず)代表取締役からステージ緞帳幕を寄贈いただいたものです。当日は、修了式を終えた全校児童が参加し、感謝状の贈呈と感謝の思いを伝えました。小森さんは「私自身や私の子どもたちもお世話になり、孫も通学する予定である母校に対して、大人になってからこのような形で恩返しができたことを誇りに思います。児童の皆さんも常に『ありがとう』という感謝の気持ちを忘れず持ち続けて、周りの方から感謝されるようにがんばってほしいです」と全校児童にエールを送ってくださいました。新しいステージ緞帳幕は、これから何人もの児童の成長を温かく見守ってくれることでしょう。ご寄贈に感謝いたします。
■[地域]垂水小タイムカプセルをボランティア修繕
3月下旬、有限会社永吉電機建設と株式会社川畑瓦工業が垂水小学校のタイムカプセルをボランティアで修繕してくださいました。昭和63年の建立から37年が経過し壁の塗装や壁石、屋根瓦の損傷が目立つようになったことから、当時施工を担当した永吉電機建設の永吉信矢(のぶや)代表取締役が壁の修繕を、その思いに賛同された川畑瓦工業の川畑光生(こうき)代表取締役が瓦の修繕をボランティアでしてくださり、美しいタイムカプセルになりました。
■[地域]鹿児島県土地改良事業団体連合会 永年勤続表彰を受賞
4月2日、戸越俊一(としかず)さんが鹿児島県土地改良事業団体連合会の永年勤続表彰を受賞され、市長室を訪れました。戸越さんは、20年間にわたり垂水市土地改良区等の理事を務められ、田畑や農業用施設の整備等に尽力されてきました。戸越さんは「受賞できるとは思ってもいませんでした。農地が荒れないように地域の方々に声をかけながら盛り上げていきたいです。これからも頑張ります」と力強く話しました。