- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県日置市
- 広報紙名 : 広報ひおき 令和7年10月号(10月10日(金)発行)
~環境負荷の少ない暮らしを実践し、循環型社会を構築する~
■10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。食べ物を無駄にしないよう、食品ロスについて学び、一人一人ができることから食品ロス削減に取り組んでいきましょう!
■家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます
1 食卓に出された食品で、食べ切られずに廃棄されたもの(食べ残し)
2 賞味期限切れなどにより使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)
3 厚くむき過ぎた野菜の皮など、食べられない部分を除去する際に過剰に除去された食べられる部分(過剰除去)
■食品ロスを減らすためにできること!
◇買い物のとき
買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり、食べきれないほどの食材を買いすぎないようにしましょう。すぐに食べる商品は、賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入しましょう。
◇調理のとき
食べられる分だけ作るようにしましょう。また、食材が余ったときには、使い切りレシピを検索してみましょう。
◇保存のとき
食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。また、保存していた食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
■日本の食品ロスによる経済損失・温室効果ガス排出量の推計結果
(令和5年)
◇食品ロス量
464万トン
国民一人当たり
37キログラム/年
◇経済損失の合計
4兆円
国民一人当たり
3万1,814円/年
◇温室効果ガス排出量の合計
1,050万トン-CO2
国民一人当たり
84キログラム-CO2/年
トン-CO2、キログラム-CO2は、温室効果ガスの排出量を二酸化炭素基準の重量(重さ)に換算した単位です。
