- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県さつま町
- 広報紙名 : 広報さつま 2025年7月号
町長が町議会定例会で表明した所信の概要をお知らせします。
■ともに創る夢と希望のあるさつま町
さつま町長 上野 俊市
私たちのさつま町は、急速な人口減少・少子高齢化の中にあり、特に若年層や生産年齢人口の減少が著しいところであります。地域経済やコミュニティの維持、公共サービスの持続可能性など、多くの課題が山積している状況であります。
一方で、世界に目を向けますと、気候変動、紛争、感染症など、複雑で深刻な課題に直面しています。そのため、グローバルな視点を持つことも、これらの課題への理解を深め、本町の未来を考える上でも大切です。
このような中、私は、1期4年間の経験を礎に、2期目においては、これまでの実績を土台としつつ、新たに掲げた5つの重点政策項目を柱に、未来への挑戦をさらに加速させ、「夢と希望のあるさつま町」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
※全文は町ホームページに掲載
■POINT01 住民の安全・安心の確保
・地域防災力(自主防災組織など)の強化
・災害時避難体制の充実
・指定避難所のバリアフリー化
・地域の消防力の充実・強化
・高齢者福祉サービスの充実
・障がい者基幹相談支援センターを核とした相談支援体制の整備
・特定健診、各種がん検診の充実
・予防接種事業の推進
・地域医療体制の充実、強化
・災害に強いインフラ整備を推進
■POINT02 稼げる農林業・商工業の実現
・農林業の生産基盤の整備、強化
・6次産業化の推進
・スマート農業の推進
・担い手支援や農地集積の推進
・有害鳥獣対策の強化、ジビエ利活用の推進
・JA北さつまや町商工会、観光特産品協会、行政の連携による地域ブランド「薩摩のさつま」のブランド力強化
・企業誘致と地場産業の育成、支援
・新たな起業支援、創業支援
・中心市街地の再活性化を推進
■POINT03 子育て世代に選ばれるまちの実現
・保育料・医療費無償化などの切れ目ない子育て支援
・妊婦情報事前登録制度による緊急時の対応支援
・児童療育支援、児童虐待対応に対する関係機関との連携強化
・探究学習の取組による非認知能力と認知能力の向上
・郷土を大切にする心を育成する「さつま学」の推進
・学校施設整備・通学路安全対策の推進
・生涯学習の充実、推進
・人権尊重意識の高揚
・文化事業の推進
・若者定住支援と空き家活用
・デジタル人材育成による人口減少対策
■POINT04 関係人口・交流人口による活性化
・地域の特性や観光資源を生かした観光開発
・北薩広域公園周辺の総合的な整備の推進
・交流人口の拡大を目的としたにぎわい創出イベントの支援
・ホタル再生プロジェクト協議会による現地調査や先進事例の調査研究
・スポーツコンベンションの推進
・不足する宿泊施設対策の強化
・ふるさと納税新規返礼品や定期便の開拓
・クラウドファンディング型ふるさと納税の導入
・ふるさと納税寄附者との関係構築による寄附受入額の向上と関係人口の創出
■POINT05 行政DXと行財政改革の断行
・行政手続のデジタル化と業務効率化の推進
・行財政改革による効率的な財政運営と事業見直し
・人や自然、経済を含めた地域循環型の社会構築
・SDGs(持続可能な開発目標)の推進
・自主財源の確保
・職員一人ひとりの意識改革と資質向上
・住民目線に立った行政サービスの実現
・情報発信の充実、強化
・防衛施設整備における地域住民を中心とした丁寧な情報提供と調整
町ホームページでは町長マニフェストもご覧いただけます(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)