くらし まちの話題 2025 MAY-JUN(2)

■MAY 23
◇令和6・7年期キビ農作で1万トン超え正名支部収穫終了祝い開催!
5月23日、JAあまみ知名地区正名支部(西一樹支部長・生産者59戸)の、令和6・7年期さとうきび収穫終了祝賀会が生産者、関係機関など40余名が参加して正名字公民館にて開催されました。
関係機関に記録がある1989年(平成元・2年期)以降で初めて1万トンを超える生産量を上げました。令和6年産さとうきびは、昨年5月の重要病害「黒穂病」の発生や干ばつで生育が心配されましたが、生産者の圃場見回りや被害株の抜取り等まん延防止、畑かん施設利用で増収が図られました。支部活動も活発で昨年10月には、沖縄本島に先進地視察を行い栽培技術等で意見交換を行いました。祝賀会では、生産量・単収・高糖度の3部門、それぞれの上位3名をたたえ、商品券を贈呈しました。
当支部では、担い手農家を中心に規模拡大が図られ、今後も1万トンを維持・増産していこうと、気勢をあげました。

■MAY 25
◇ドイツのクルーズ船が伊延港に寄港5月25日、ドイツのクルーズ船「ハンセアティック・インスピレーション」が伊延港に寄港しました。同船は台湾・基隆を出発し、日本の各所を巡り、北海道・小樽に到着するツアーで、クルーズ船の寄港は、昨年の「コーラルアドベンチャー」以来、1年ぶりです。
船内で実施された歓迎セレモニーでは、両町から抽選で選ばれた小学3年生から中学3年生までの30名に加え、両町副町長らが参加し、花束や記念盾の贈呈が行われました。
出港時には乗客の皆さんと港に駆け付けた島民の皆さんが色とりどりの紙テープを互いに握りあって別れを惜しみながら見送りました。

■JUN 12
◇田皆字の名里武也氏から『さとうきびのあれこれ』をご寄贈
6月12日、町長室にて、知名町に名里武也氏(写真中央)が自費出版した『さとうきびのあれこれ』(東郷豊著)の寄贈がありました。東郷豊氏は、昭和32年に沖永良部の製糖会社に招聘され、サトウキビ生産で農家所得の向上に尽力された方です。
昭和42年から約6年間、沖永良部農業を支えるさとうきび生産の安定化のために、儲かるキビ作を摸索した記録と、行政・製糖会社・商工会・農家への思いを綴った「きび作日誌」の原稿を、6年間共に勤務した名里氏が編集・発刊されたものです。
沖永良部のさとうきび生産の歴史・変遷を知ることができる本書は、町立図書館にて貸出しています。特に若い就農者の方は、是非ご一読を!

■JUN 5
◇国立国語研究所と島ムニ連携協定調印式
6月5日、「知名町・国立国語研究所・和泊町の島ムニ継承のための連携・協力に関する協定」が締結されました。これまで、国立国語研究所とは両町それぞれで協定を締結していましたが、第3期となる今期から、両町合同での締結となりました。今後は、島ムニの調査研究や継承活動等、地域を超えた取り組みへと広げ、発展していくことが期待されています。
また、下平川小学校と国立国語研究所は、全国初となる連携・協力校としての提携を締結しました。下平川小学校では、今年度、地域講師による授業や生成AIの活用、かるた制作などで島ムニ継承活動を推進していく予定です。

■MAY 30
◇「知名町ハイビスカス」チームがグラウンドゴルフ大会で準優勝
5月30日、鹿児島ふれあいスポーツランドにて、第19回鹿児島県身体障がい者グラウンドゴルフ大会が開催されました。
知名町身体障がい者福祉協会から6名の選手が出場し、団体戦で「知名町ハイビスカス」が準優勝という素晴らしい結果を収めました。この成績により、11月に大分県で開催される九州大会への出場権を獲得し、3年連続の九州大会出場となります。出場選手は東正雄、德末治、福忠志、太直造、西スミヨ、平井久元の6名です(順不同・敬称略)。
知名町身体障がい者福祉協会では、一緒に活動を行う仲間を大募集しています。身体障がい者で手帳を有する方、またその支援者の方の入会を、会員一同心よりお待ちしています。

保健福祉課
【電話】84-3153