- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県知名町
- 広報紙名 : 広報ちな 2025年8月号
■JUL 9
◇沖高でオープンデータを活用した地域課題発見研修会開催
7月9日、沖永良部高等学校にて、「自治体等のオープンデータを探究学習に活用するための出前講座」(主催:鹿児島県大島支庁)が開催され、普通科の1・2年生89人が参加しました。講師は、サイバー大学IT総合学部教授であり、県DX推進アドバイザーでもある勝眞一郎氏が務めました。
勝氏は講座の中で、「客観的な情報をもとに地域課題の実態をつかむことが大切」であると生徒たちに伝えていました。
この出前講座は、沖永良部高等学校が取り組む探究学習の一環として位置づけられています。特に、同校が探究学習で活用している千葉大学監修の「未来カルテ」のデータを分析する際のポイントについても詳しい指導がありました。生徒たちは、地域課題をデータに基づき客観的に捉え、分析するための視点や具体的な方法を学んでいました。
■JUL 10
◇島内産牛肉の給食が提供されました!
7月10日、知名町のこども園と保育園、小・中学校の給食にて、島内産牛肉を使ったメニューが提供されました。このプロジェクトは、ふるさとまちづくり基金を活用した「知名町和牛食育機会提供事業」の一環として、畜産業への関心と食育の推進を目的として、今年度からスタートした取組です。
認定こども園「すまいる」の園児達は、7月3日に開催された子牛セリ市を視察し、子牛がセリで落札され、出荷される様子を見学しました。7月10日の給食では、島内産牛肉を使ったカレーライスが提供され、園児達は「美味しかったけど、牛がお肉になって、ちょっと悲しい。」と感想を言っていました。
このプロジェクトは、年に3回実施される予定です。