- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県大鰐町
- 広報紙名 : 広報おおわに 令和7年(2025年)8月号
~人生100年時代に向けて、地域の「チカラ」・住民の「チカラ」~
大鰐町の高齢化率は、令和7年6月末時点で46.5%と、本格的な超高齢化社会へ突入しており、社会を支えることは、行政や福祉の専門職だけでは困難となっております。そのため、住民同士が支え合い、住み慣れた地域で暮らし続けるためのまちづくりを進めております。
地域で支え合いの活動を行っている取り組みを紹介します。
■高齢者が集う地域の居場所~『通いの場』~ 童謡を歌う会
月3回程度活動を行っており、「小学校の時の懐かしい歌」で、季節の歌を皆で話し合いながら選曲し歌っています。
活動の前にはラジオ体操などのウォーミングアップ後に発声、歌(童謡・唱歌・合唱曲)をしています。
立っているのが大変な方は座って参加することもできます。
興味のある方はまずは見学からどうぞ。
◇概要
活動内容:軽体操・発声・歌(童謡・唱歌・合唱曲)
活動日:木曜日(月3回程度)10時~11時30分
活動場所:大湯会館
参加者:15人前後
代表:芳賀雅子
◇参加者からの声
・歌を歌うのも楽しいが、歌と歌との間の世間話をするのもまた楽しい。
・参加者の年齢層が広いため、お互いに気に掛け合いながらの活動が心地よい。
・行く場所があるというのが、よい意味で緊張感があるのでおしゃれして出かけている。
▽どうして「通いの場」が必要なの?
地域の高齢者が毎日をいきいきと健康に過ごすための場所である『通いの場』は、介護予防、認知症予防にもつながる重要な取り組みとして推進されています。
介護予防のためには、日常生活において「運動」「栄養」「社会参加」の三本柱を意識していくことが大切となりますが、普段から通いの場に通うことにより、人と交流する「社会参加」の機会になるとともに、自宅から通いの場まで歩いていくこと自体が日々の「運動」につながることが期待されます。
心とからだのフレイル予防のためにも、『通いの場』へ行ってみませんか♪
お問合せ:保健福祉課介護保険係
【電話】55-6568(直通)