- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年3月号
■令和6年度くりはら親善大使派遣事業海外研修
12月23日(月曜日)から27日(金曜日)まで姉妹都市の台湾南投市で、くりはら親善大使派遣事業海外研修を実施しました。
市内在住の中学2年生と義務教育学校8年生の計20人が、台湾の生活や文化などに触れ、現地の中学生との交流を通じて、日本とは異なる文化を理解する重要性を知る貴重な体験をしました。
参加した団員のうち、2人の体験を紹介します。
◇志波姫中学校2年 後藤 悠(ごとう はるか)さん(志波姫北)
初めての飛行機、初めての海外、初めての食文化。初めて尽くしの経験の中で特に思い出に残っているのは、現地の中学生との交流です。一緒に工場見学をした際、お土産コーナーのメニューを悩みながら眺めていると、生徒の一人が「アイスと飲み物どちらがいい」と、英語で私に尋ねてきました。私が「アイス」と答えると、私の代わりに率先して注文してくれて、心がとても温かくなりました。一生懸命コミュニケーションを取ってくれる生徒の気持ちに応えようと、私も慣れない英語で精一杯思いを伝えました。
この研修を通じて「感謝の気持ちを忘れないこと」、「伝えようとする気持ち」の大切さを学びました。母や仲間、現地ガイド、通訳など、多くの人たちの助けがあったからこそ、たくさんの経験ができ、台湾のことが大好きになりました。これからも、この気持ちを大切にしていきたいです。ありがとうございました。「謝謝(シェイシェイ)」
◇古川黎明中学校2年 高階 咲希(たかがい さき)さん(築館根岸)
私は、以前から海外の文化や景観に興味があり、日本との違いを現地で体感したいと考えていました。そうした中、派遣事業のことを知り、応募しました。
台湾に降り立って最初に感じたのは、気候の違いです。12月下旬にも関わらず、長袖1枚で過ごせるほどの暖かさに驚きました。また、街の大通りには食べ物の屋台がたくさん並び、日本では見られない光景に驚きの連続でした。
現地の中学生との交流でも、多くの驚きがありました。菓子やスマートフォンの持ち込み、ピアス、染髪など、日本の校則で禁止されている事の多くが許されていて、衝撃を受けました。しかし、生徒たちは自分で考えて良し悪しを判断し、自律心を持って行動していました。また、私たちのことをよく気にかけてくれて、簡単な英語やジェスチャーで積極的に交流してくれました。
この研修で、海外への興味がより深まりました。貴重な体験をたくさんの人に伝え、今後も国際的視野を広げて、人生をより良いものにしていきたいです。
■高齢者叙勲を受章
元県築館農林振興事務所副所長の長田 由紀雄(おさだ ゆきお)さん(築館駅前)に瑞宝双光章、元築館町消防団副分団長の三塚 精長(みつづか せいちょう)さん(築館宮野下町)に瑞宝単光章が授与されました。
受章に当たり長田さんは「このたびの受章は、関係者の皆さん、長年支えてくれた家族のおかげと思っています。ありがとうございます」と、三塚さんは「このたびの受章は、身に余る光栄です。これまで支えていただいた皆さまに、心より感謝申し上げます」と、喜びを述べられました。
■長寿100歳おめでとうございます
1月18日(土曜日)に鎌田 さわ子(かまだ さわこ)さん(栗駒大鳥中)、24日(金曜日)に只野 しげ子(ただの しげこ)さん(高清水9区)、30日(木曜日)に五十嵐 みゑ(いがらし みえ)さん(栗駒馬場)が100歳を迎えられました。
子育てや農業に励んだ鎌田さんは、現在、友人との会話を楽しみながら元気に過ごしています。働き者だった只野さんは、仕事の思い出話に今も花を咲かせています。高齢者福祉施設で暮らす五十嵐さんは、長年一緒に暮らした愛猫の「クロ」が面会に来てくれるのを楽しみに過ごしています。
■極寒の滝行で大願成就を祈願
1月15日(水曜日)、一迫地区の水神社境内にある小僧不動の滝で、小正月の恒例行事「第44回小僧不動の滝寒中みそぎ」が行われました。
当日は、市内外から男女39人が参加。男性は白いふんどし、女性は白い装束を身に付け、極寒の中、滝つぼの周りに並び「エイホ、エイホ」、「ハラエドノオオカミ」と大声で唱えて気合いを入れた後、7メートルの高さから流れ落ちる滝に打たれながら、家内安全や無病息災、大願成就などを祈願しました。
■子どもたちの未来のために
1月24日(金曜日)、一迫商業高等学校から市に対し、寄付金の贈呈がありました。
同校では、地域事業者と連携を図りながら、職業人として社会に役立つ人材を育成することを目的に、平成17年度から「栗原版デュアルシステム」に取り組んでいます。その活動のうち、今年度の販売実習で得られた収益金を、市へ全額寄付されたものです。
市では今後、寄付金を保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどの環境の充実に活用していきます。