くらし 9月は世界アルツハイマー月間です

我が国の65歳以上の高齢者の3人に1人が(軽度認知障害も含め)認知機能に関わる何らかの症状があると言われています。認知症は、誰もがなり得る脳の病気です。認知症に対する理解を深め、より暮らしやすい地域を築いていきましょう。

■ひとりで悩まず相談を
アルツハイマー型、血管性認知症、レビー小体型、前頭側頭型等が代表的な種類ですが、適切な治療や対応のために早期発見・早期治療が大事です。「もしかして認知症では」と思ったら専門機関に相談しましょう。

■認知症に関する町の取組み
認知症サポーター養成講座:小・中学生や町民の方々を対象に、認知症に関する知識や対応の仕方を学ぶ講座。
ひとり歩き高齢者等支援事業:徘徊等のおそれのある方の情報を役場や警察で登録し、行方不明時の早期発見・地域での見守り支援に活かしています。
認知症初期集中支援事業:認知症の可能性があるものの医療や介護を受けていない方、急に症状が悪化した方やその家族に、専門職チームが介入し早期支援。
在宅介護を応援する会:認知症等高齢者の介護をしている方や介護を経験した方が交流し、支え合う場づくり。

■地域の中でいきいきと暮らす
認知症になってからも、一人ひとりができること、やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って暮らし続けることができる、それが「新しい認知症観」。自分ごととして認知症や当事者の気持ちを理解し、自分らしい暮らしや自分ができることを一緒に考えていきましょう。