くらし まちの話題

■広野町・議会合同要望活動を実施
広野町と広野町議会は6月25日(水)、復興庁や経済産業省、環境省などの関係省庁、自民党復興加速化本部に対して要望活動を実施しました。復興庁では、第3期復興・創生期間(令和8年~12年度)以降も復興の進度に応じた柔軟な制度や安定的な財源の確保を要望し、輿水恵一復興副大臣に要望書を手渡しました。今後新たに顕在化する課題に対しても国が前面に立って支援するよう求め、高速道路の無料措置の継続や医療機関などへの経営支援、介護人材の養成や確保への取り組み強化などについても要望しました。

■阿部俊子文部科学大臣が町内視察
阿部俊子文部科学大臣が6月26日(木)、広野町を訪れ、町内のふたば未来学園中学校・高等学校を視察しました。視察には、阿部大臣、文科省の日向学習基盤審議官、草野教育制度改革室長らが出席し、對馬校長、遠藤町長らが同席しました。阿部大臣は對馬校長による学校の概要説明を受けた後、校内の各施設を見学しました。阿部大臣は、ふたば未来学園の特色ある教育活動の1つである、産官学連携による双葉郡をフィールドとした未来創造探究活動に関心を持たれ、震災の経験や伝統文化の次世代への継承の大切さや人材育成などについて意見を交わしました。

■第5回南相馬市・広野町パークゴルフ交流会
「第5回南相馬市・広野町パークゴルフ交流会」が6月28日(土)、南相馬市の東武パークゴルフ場で開催されました。この交流会は、子どもからシニア世代まで誰もが楽しめるパークゴルフを通して、広野町民と南相馬市民との親睦や交流を図ることを目的に令和2年度から実施され、今回で5回目を迎えました。当日は天候にも恵まれ、南相馬市の市民、広野町の町民、合わせて約120人が参加し、パークゴルフを通して互いに交流を深めながらプレーを楽しみました。

■第1回童謡のまちづくり実行委員会
「第28回ひろの童謡(うた)まつり」の開催に向け、第1回童謡のまちづくり実行委員会が7月3日(木)、ひろの未来館で開催されました。遠藤町長が委員の皆さんに委嘱状を交付し、実行委員長に高梨幸司さん、副委員長に島村智子さんが選任されました。実行委員会では、今年の童謡まつりのテーマを「響けうたごえ みんなの空へ」と決定し、10月18日(土)のイベント開催へ向け、広野町の童謡を広く発信するための取り組みなどについて、活発な意見交換が行われました。

■広野町ふるさと創生大学開校式
「広野町ふるさと創生大学」の開校式が6月21日(土)、広野町公民館で開催されました。ふるさと創生大学は、社会人などへの学びの場の提供や地域社会の活性化を目的に平成27年度から実施されています。開校式には名誉学長の吉村作治 東日本国際大学総長が出席し、「ふるさと創生大学は広野町の素晴らしい取り組みであり、こうした学びの場を大切に参加者の皆さんはぜひ頑張って欲しい。」と挨拶しました。開校式の後に初回の講義が行われ、町教育委員会の猪狩みち
子さんが『古代の食卓』をテーマに講義を行いました。

■双葉地方町村会・議会議長会による合同要望活動
双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会は6月23日(月)、復興庁などの関係省庁に対して要望活動を行いました。要望活動では、第3期復興・創生期間(令和8~12年度)以降も双葉地方の復興に向けた各種支援の充実に取り組むよう政府に要望しました。原発事故に伴う除染で出た土壌の県外最終処分に向けては、全国民的な理解醸成を加速させ、最終処分地の選定や再生利用の推進などに国を挙げて取り組み、具体的な方針・工程を早期に示すよう求めたほか、福島国際研究教育機構(F-REI)の研究開発事業の推進に向け、「研究タウン」の形成なども求めました。

■「風とロックCARAVAN福島」開催
トークショーや音楽ライブを行う「風とロックCARAVAN福島」が7月19日(土)、広野町公民館で開催されました。本イベントは郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんが中心となり企画するイベントで、県内59市町村を巡りながら地域の魅力を発信しています。広野町での開催は平成26年6月以来、約11年ぶりの開催で、会場は県内外から多くの来場者で賑わいました。トークイベントには、遠藤町長、ふたば未来学園高校2年の藤東佑和さん、根本大誠さんが登壇し、箭内さんとの軽快なトークで会場を沸かせていました。

■市町村対抗福島県大会 広野町代表選手結団式
市町村対抗福島県大会(軟式野球大会・ソフトボール大会・ふくしま駅伝)に向けた、代表選手結団式が7月25日(金)、広野町公民館で行われました。結団式には3つの選手団から12人の代表選手が出席し、大会での活躍に向け努力を誓いました。結団式で遠藤町長が「ふる里に誇りを持ち、目標に向かって努力しながらチームワークを深める姿に感銘を受けます。選手の皆さんの活躍を心より期待しています。」と挨拶しました。選手を代表し、駅伝チームの坂本美海さんが選手宣誓を行い、大会での広野町チームの活躍を誓いました。