くらし まちの話題 SHINCHI TOWN NEWS(2)

■百歳賀寿贈呈式
西原ミサヨさん、加藤サタさんの満100歳をお祝いしました

8月28日、100歳を迎えた西原ミサヨさん(杉目)の賀寿贈呈式が自宅で行われ、町・町議会・県から記念品と祝い金が贈られ、西原さんの長寿を祝いました。
西原さんは「くよくよせず、日々感謝の気持ちを忘れないこと」が長寿の秘訣だと話されました。

9月1日には加藤サタさん(新地ホーム)も100歳を迎え、誕生日に新地ホームで賀寿贈呈式が開かれました。
町・町議会・県から記念品と祝い金が贈られ、加藤さんの長寿を祝いました。加藤さんは旅行が好きで、84歳頃まで海外旅行を楽しんだエピソードが紹介されました。
長寿の秘訣は「よく働き、好き嫌いなく食べること」と話されました。

■令和7年度敬老会 長寿とご功労を祝う
長年にわたり町の発展にご尽力いただいた高齢者の皆さんを敬い、長寿をお祝いする「令和7年度新地町敬老会」が、9月13日に町文化交流センターで開催されました。
式典では、大堀町長から
・敬老祝金…寺島吉一さん
・長寿表彰…佐藤タケ子さん
・長寿夫婦表彰…中津川昭一さん・貞子さんご夫妻
へ、それぞれ代表として贈呈されました。
また、結婚50年を迎えたご夫妻7組を代表し、大須賀昇さん・けさ子さんご夫妻に、福島民報社と福島県老人クラブ連合会から金婚夫婦記念品が手渡されました。
被表彰者を代表して寺島吉一さんが謝辞を述べられた後、アトラクションとして米山愛子さんによる歌謡ショー、町内3保育所の子どもたちによる歌や遊戯が披露され、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。

■チャレンジしんち佐藤福忠さん 92歳現役で元気に活躍!
新地町総合体育館で定期的に開催されている新地町総合型地域スポーツクラブ「チャレンジしんち」ラージボール卓球教室には92歳の佐藤福忠さん(富倉)が今でも現役で活躍されています。
佐藤さんは自宅から自転車で体育館に通い、参加者の皆さんと一緒にラージボール卓球を楽しんでいます。
つい最近までシルバーダンスにも参加されており、その元気な姿に周囲から驚きと尊敬の声が寄せられています。健康の秘訣について、「毎朝、頭と足を何度もマッサージしていること」と笑顔で語ってくださいました。

■おおいたっ子ふくしま訪問ツアー
感謝の気持ちを込めて招待
8月1日から3日までの3日間で、招待企画「おおいたっ子ふくしま訪問ツアー」が行われ、大分の小学5、6年生17名を新地町へ招待しました。この企画は、交流を通じて相互理解と地域交流を深める取り組みです。平成25年度から7年間続いた「ふくしまっ子応援プロジェクト大分体験活動」に対する感謝の気持ちをこめて実施されました。
初日には歓迎レセプションの後、釣師防災緑地公園パークセンターで震災語りびとである川上照美さんのお話を聴き、東日本大震災の経験と教訓を学びました。
2日目は地元小学生が合流し対面式を行い、石油資源開発株式会社での液体窒素を使った化学実験を体験。続いてスマイルドームでモルックに挑戦し、バーベキューと遊海しんちの花火を鑑賞し交流を深めました。
3日目には海釣り公園で釣りを体験し、新地の自然を満喫しました。
最後には震災遺構の山元町立中浜小学校を訪問し、津波の威力と災害への備えの大切さを実感する機会となりました。代表児童から教育委員会へ感謝の気持ちを述べ、「まだ新地にいたい」と別れを惜しむ声もありました。

■第29回姉妹・歴史友好都市シニアリーダー研修・交流会
自ら考え行動しリーダーの資質を高める
8月6日から8日までの3日間、「第29回姉妹・歴史友好都市シニアリーダー研修・交流会」が開催されました。
新地町・北海道伊達市・亘理町・柴田町・山元町から19名の中高生が参加し、仲間との交流や体験を通してリーダーとしての資質を高めました。今回、新地町からは5名の中高生が参加しました。
防災緑地公園のパンプトラックや海釣り公園での釣り体験、灯火のつどいやスタンツなど、レクリエーションやグループ活動を通じて仲間と協力する楽しさやリーダーシップの役割を笑顔で楽しく学びました。
新地町から参加した牛渡こはるさん(相馬高等学校2年)は、「皆さんのおかげで、多くの経験を積めた。今後も参加したい」と振り返りました。