- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年4月号
▽課題を抱える方への支援体制の連携強化・拡充(新規)
近年、地域における人のつながりや、家族の在り方の多様化などにより、障がい者・生活困窮者・ひきこもりの方など、さまざまな生活課題を抱え、生きづらさを感じでいる方が増加しています。
これらのさまざまな困りごとに対し、寄り添いながら支援できるよう相談支援の体制や、関係機関との連携を強化することにより、課題を抱えた方々が、地域で安心して生活できるよう支援体制の充実を図ります。
・こころの医療アウトリーチ事業(新規/市単独)
精神保健に課題を抱えながら病気の認識がないことでのトラブルに発展する困難な事例に対して、必要な医療につなげていきます。
・ひきこもりサポート事業(継続/国補助)
・生活困窮者自立支援事業(継続/国補助)
▽高齢者見守り体制の整備(新規・拡充)
高齢化が進む中で、地域で暮らす高齢者を取り巻く課題も多様化し、頼れる親族もなく一人で暮らす方や、認知症の方など、日常生活において、さまざまな不安や課題を抱えている方が増加しています。身寄りのない高齢者の相談支援体制の充実や、災害や緊急時に支援の必要な方の情報を共有するシステムの再構築、さらには「新しい認知症観」に基づく施策の推進などによって、高齢者を多方面から見守り、住み慣れた地域で安心して日常生活を継続できる環境を整えます。
・身寄りのない高齢者支援事業(新規/市単独)
笠間市社会福祉協議会に「かさま安心サポートセンター」を設置し、します。
・高齢者支援情報共有システム運営事業(新規/市単独)
・介護予防普及啓発事業(拡充/国県補助)
▽歴史・芸術・文化資源の保存と活用推進(新規)
歴史や芸術は、個性ある地域文化の創造、生活や人生に彩りを与えるものであり、まちづくりや観光・産業など幅広い分野と深い関わりを持っています。市には、笠間焼をはじめ世界に誇る伝統工芸、歴史と風土が育んだ文化芸術資源が数多く存在します。それらを気軽に親しむ機会を創出し、豊かな感性を養うとともにそれらを継承し、郷土を愛する意識を醸成します。
地域の文化資源活用により文化交流を培うことで、人が集い賑わう経済循環をもたらし、文化振興と地域活性化を実現していきます。
・全国こども陶芸展推進事業(継続/市単独)
・筑波海軍航空隊記念館広場整備(新規/市単独)
・笠間城跡保存調査整備事業(継続/市単独)
・日本遺産推進事業(継続/市単独)
・大日堂保存活用事業(継続/市単独)
▽「スポーツシティかさま」の強化事業(新規・拡充)
市のスポーツ資源や特徴ある観光資源を活かし、スポーツの力で地域の諸課題の解決につなげる「スポーツ健康まちづくり」に取り組んでいます。
また、スポーツのまちとして、市のイメージアップと認知度向上につなげるため、(一社)笠間スポーツコミッションを核とし、地域の活性化に向け「スポーツシティかさま」を推進します。
・ストリートバスケ施設整備(新規)
アーバンスポーツの普及促進
屋外バスケットゴールの設置
・パラスポーツ啓発の普及促進(拡充)
パラスポーツの認知度向上
車いすソフトボール大会の開催
パラスポーツ指導者資格の取得促進
・市民体育館の空調整備(新規)
空調設備の導入準備(実施設計)
・スポーツ国際交流の振興
ハーフマラソン大会の20周年を記念し、「アベベ・ビキラロード」の指定及びサイン表示板の設置
▽デジタル・トランスフォーメーションの推進(新規・拡充)
急速に変化する市民ニーズに対応するため、地方自治体も行政サ
ービスの内容や提供方法を、時代の変化にあわせて最適化していく必要があります。「笠間市第2次デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」に基づき、新たなサービスや価値を生み出せる職員の育成を重点とし、DXの取り組みをさらに進め、デジタル社会の実現に努めます。
・デジタル社会の基盤づくり・環境づくり(拡充/国補助)
・手の中にある市役所の実現(拡充/市単独)
行政手続きのオンライン化の拡充・利用促進を図ります。
音声AIを活用した各種イベントの電話自動応答受付を実験導入します。
・地域のデジタル化(継続/国補助)
・デジタルを活用した効率的な行政運営(新規・拡充:市単独)
問合せ:
(重要事務事業全般)企画政策課【電話】内線555
(予算全般)財政課【電話】内線212