くらし 【特集3】ペットも災害に備えましょう

区内には約1万頭の犬が登録されており、約20人に1人が犬を飼っている計算になります。猫の登録届出はありませんが、全国的には犬以上の頭数が飼育されていると推計されています。ペットの災害対策を日頃から考えておくことが、大規模地震のような非常時に混乱を避け、飼い主自身の命を守ることにつながります。

◆日頃の備えについて
自宅にとどまることができず避難する際、避難先でのトラブルを避けるためにも重要です。
詳細は災害時のペット対策~ペットとの同行避難対応ガイドライン~
「横浜市 ペット防災」で検索

◇しつけ・健康管理
避難する際のトラブル等を防止するために、日頃からケージに慣らすなどのしつけや健康管理をしておきましょう。

◇一時預け先の確保
特に管理が難しい動物は、親戚や知人、ペットホテルなど、ペットの一時預け先を確保しておくことが大切です。

◇飼い主の明示
災害時にペットが迷子になっても飼い主が分かるように、迷子札や鑑札、マイクロチップを装着しましょう。
犬は必ず鑑札や狂犬病予防注射済票を付けましょう

◇在宅避難ができるような備え
自宅の被害が少なく、二次被害の危険がない場合には在宅避難も選択肢の一つです。日頃から家具の転倒防止などの備えをしておきましょう。
→詳細は本紙6ページへ

◇ペットの避難用品の準備
地域防災拠点には、原則ペット用品の備蓄はありません。ペットフードや常備薬など、必要なものを最低でも5日分以上は準備しておきましょう。
[Check]
・ペットフード・水・食器
・ペット手帳
・首輪・リード・トイレ用品
・キャリーバッグかケージ
・常備薬

◆地域防災拠点でのペット避難所開設キットについて
「覚えておこう!」
発災時、地域防災拠点に避難した際は、運営委員と一緒に飼い主が一時飼育場所の設営やペット同行避難者の受付を行います。
防災備蓄庫にペット避難所開設キットを用意していますので、指示書の手順に従って開設してください。地域防災拠点は、多くの被災者が共同で避難生活を送る場であり、普段以上に周囲に配慮することが大切です。飼い主一人一人が責任を持ってペットの飼育・衛生管理を行いましょう。
また、地域防災拠点での防災訓練等に積極的に参加して、ペットの受け入れの可否や避難経路について確認しておきましょう。

※ペット同行避難とは、被災時にペットと避難所へ行くことで、避難所内で飼い主がペットを同室で飼育管理することではありません

◆ペット防災対策セミナー
ペットのための防災対策について分かりやすくお話しします。今できる準備を一緒に学びましょう。
日時:9月23日(祝・火)13時30分~16時
場所:区総合庁舎6階大会議室
申込:区ウェブサイトから
共催:生活衛生課・都筑ペット防災を考える会
「都筑区動物愛護週間イベント」で検索

問合せ:環境衛生係
【電話】948-2358【FAX】948-2388