健康 健口(こう)のヒント 一般社団法人茅ヶ崎歯科医師会から

テーマ:災害に備えて、お口のケア用品3点を非常持ち出し袋へ

昨今、各地で地震や洪水等が多く発生しています。その時に避難する場所で、そのまま長期間滞在することが多くみられます。食べ物は備蓄品や外からの物資でまかなえることがほとんどですが、お口のケア用品は足らなくなることが多いそうです。お口のケアが不十分だとさまざまな弊害をもたらします。
弊害の代表的なものに誤嚥性(ごえんせい)肺炎があります。大規模災害発生時には、飲み水の確保が難しくなり、口をゆすぐための水も使うのをためらうことがあるかもしれません。入れ歯も洗えなくなり、汚れたままお口に入れっぱなしとなることが多いそうです。
そんなときに備えて、非常持ち出し袋に「歯ブラシ・マウスウォッシュ・お口用のウェットティッシュ」の3点を準備しておくと、どこでもお口のケアができます。マウスウォッシュは原液で使用できるものを選択してください。お口用のウェットティッシュは入れ歯のお手入れにも使えます。口の中をきれいにすると気分もすっきりしますし、唾液の分泌も刺激され、免疫機能もアップします。
マウスウォッシュや口腔用ウェットティッシュは使用期限がありますので、1年に1回非常持ち出し袋のチェックをして、いざというときのためにご準備ください。

問合せ:健康づくり課
【電話】内線733 健康づくり担当