- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県山形村
- 広報紙名 : 広報やまがた 令和7年10月号
幸地 慶(こうち けい)隊員
(空き家対策、おためし住宅管理)
お久しぶりです。山形村地域おこし協力隊の幸地です。10月に入り全国的に台風シーズンを迎えておりましたが、こと長野県では日本アルプスに囲まれ、台風から守られている印象があります。一方で、私の出身の沖縄県は台風大国です。海に囲まれ、ほとんどの台風の通過ルートになっておりますので、海上でエネルギーを蓄えたままの台風が、沖縄本島を強い勢力のまま直撃することは日常茶飯事でありました。幼いころは「台風直撃に伴い休校」の連絡が入ると狂喜乱舞したのを覚えています。さて、この様に台風が多い土地ですと、家屋の建築様式が本州と異なってきます。国産木材を贅沢に使った木造の家は、木の香り漂う魅力的な家ですが、こと沖縄では少々厳しい状況になると思います。台風が多く、日常でも潮風に晒され、高温多湿な沖縄では、木造住宅より鉄筋コンクリート(RC)造の住宅が主流となっています。また、沖縄を象徴する花のハイビスカスも、もともとは防風林の役目のためにたくさん植えられた背景があります。(原産地はハワイやマスカレン諸島と言われています。)本州と違った沖縄独特の街並みも気候と風土によって作られていたのですね。
■ふるさと回帰フェア2025に出展
さて、活動の方では、9月21日に東京国際フォーラムにて開催された「ふるさと回帰フェア2025」に山形村PRブースを出展しました。山形村ブースに来られた方は13組!多くの方に山形村の魅力をお伝えすることができました。
■地域おこし協力隊農作業プログラムの終わり
今年度の春から村田隊員と行なって参りました、地域おこし協力隊の農作業プログラムですが、10月に第12.13回を以て終了となる予定です。(記事作成時点、9月末のお話です。)夏野菜も目立ったトラブルもなく順調に適宜収穫できました。残す作物は、サツマイモと松本一本ネギ!収穫後は、後片付けと、トラクターでの耕うんまで、最後まで参加者の皆さまと取り組む予定です。1年間はあっという間ですね、任期終了までまもなくですが、まだまだ頑張って取り組みたいと思います。
