- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県島田市
- 広報紙名 : 広報しまだ 2025年7月号
原子力災害がわがまちを襲ったとき、私たちはどのように行動すればよいのでしょうか。
■原子力災害とは
原子力災害とは、原子力施設の事故などにより、放射性物質が施設の外に放出されることです。
直接放射線にさらされたり(被ばく)、被ばくしたものを食べたり吸い込んだりすることで、長期にわたり重大な健康被害を受ける危険性があります。
■原子力災害広域避難計画
国は、国際基準や福島第一原子力発電所事故を踏まえ、原子力施設から31km圏内を「緊急時防護措置を準備する区域(UPZ)」とし、万が一の事故に備えて避難計画を策定することとしています。
市内では、旧島田市のうち、伊久身地区の犬間以北を除いた全地域と、旧金谷町の全域がUPZにあたります。そのため、市は平成29年10月に「島田市原子力災害広域避難計画」を策定しました。
※UPZに関する地図は本紙をご覧ください。
■発災を知る
地震や風水害と異なり、人間の五感では感知できない原子力災害。まずは最新かつ正確な情報を、迅速に入手することが重要です。
島田市では、原子力発電所で事故が発生した場合、同報無線や広報車、市公式ホームページなどでお知らせします。
不正確な情報や過度に不安をあおる情報が広がることがあるため、市・県などの公的機関、テレビ、ラジオなどからの情報を入手しましょう。
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■原子力災害時の行動フロー
※放射線プルーム(放射性物質が雲状になったもの)が通過するときに外に出ると、かえって被ばく量が増してしまうため、避難指示が出るまでは屋内退避を続ける。
問合せ:危機管理課
【電話】36-7320