- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県掛川市
- 広報紙名 : 広報かけがわ 令和7年9月1日号
■新しい認知症観
認知症に対する考え方が少しずつ変わり始めています。以前は「認知症になると何もできなくなる」というイメージが一般的でしたが、今では「新しい認知症観」への転換が進んでいます。この考え方は、「認知症になっても自分らしく、できることややりたいことを見つけながら生活を続けられる」という前向きな視点が重視されています。
記憶力などの認知機能が低下しても、全てを忘れ、理解する力を失うわけではありません。認知症の症状や状態は人それぞれであり、適切な支援があれば自立した生活を送ることも可能です。認知症になっても、趣味を楽しんだり友人と会話をしたりして、自分らしい生活を続けている人もいます。周りの理解や支え、暮らしやすい社会の仕組みがあれば、認知症とともに自分らしく生きることができる時代になっています。私たちも考え方をシフトチェンジしていくことが大切です。
従来の考え方:認知症になったら何もできない…。
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新しい考え方:認知症になってもいろいろなことができる!
■茶のみやカフェ
市は、どなたでも参加可能な「茶のみやカフェ」を定期的に開催し、交流や相談ができる場を設けています。
◇9月の開催日程
9月9日(火)中央図書館
9月17日(水)大東図書館
9月18日(木)西部ふくしあ
9月24日(水)大須賀中央公民館
午後2時〜3時30分
■認知症月間
9月は「認知症月間」として啓発活動が行われます。市でも、市役所や中央図書館、大東図書館で認知症に関する展示を予定しています。
場所・日程:
大東図書館 8月30日(土)〜9月16日(火)
中央図書館 9月19日(金)〜30日(火)正午
市役所本庁ロビー 9月1日(月)〜30日(火)
問合せ:長寿推進課
【電話】21-1364