くらし 「世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間」

平成19年12月の国連総会において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(WORLD AUTISM AWARENESSDAY)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。世界自閉症啓発デー日本実行委員会では、4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」としています。

●「発達障害」とは
生まれつきの特性で、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)、チック症、吃きつ音おんなどが含まれます。
これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。同じ障害でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります。

●「自閉症」とは
自閉症の人は、コミュニケーションの場面で、言葉や視線、表情、身振りなどを用いて相互的にやり取りをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。
また、特定のことに強い関心を持っていたり、こだわりが強かったりします。感覚の過敏さを持ち合わせている場合もあります。
自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく誰もが幸せに暮らすことが出来る社会の実現につながるものと考えています。皆さんのご理解とご支援をお願いします。

問合せ:社会福祉課
【電話】82-4238