- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県御殿場市
- 広報紙名 : 広報ごてんば 令和7年9月5日号
■支える人たち
【キャラバン・メイトの会】
◇サポーターの養成を担う
認知症になっても安心して暮らせるまちを市民の手で作っていくことを目指し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援を行う人が「認知症サポーター」です。このサポーターの養成を担う人が「キャラバン・メイト」です。キャラバン・メイトは地域、職場、学校などで「認知症サポーター養成講座」を開き、認知症の症状や対応方法などを伝えています。
◇13,977人が支える
市には、13,977人もの認知症サポーターがいます。そのうち6,598人は、キッズサポーターとして認定された子どもたちです。
養成講座は、学校などでも定期的に開催している他、広く市民を募集して行う講座もあります。また、要望に合わせて開催することも出来ます。申し込みは本紙P.10の二次元コードから!

◇映画「オレンジ・ランプ」上映会(無料)
~キャラバン・メイトの会 × 御殿場市~
実話をもとに描く、若年性認知症を抱えた夫婦の希望と再生の物語
日時:9月23日(火・祝)午前10時〜正午
会場:ふじざくら交流ホール
申込み:21日(日)までに、本市P.10の二次元コードまたは電話で長寿福祉課へ
【電話】83-1463
【認知症地域支援推進員】
◇地域づくりを担う
様々な職種の人たちと協力しながら、認知症の人が尊重され、住み慣れた場所で生活し続けられるための地域づくりを行っています。
推進員は、各地区の地域包括支援センター(7ページ)に1人ずつ配置されています(計5人)。相談内容に応じ、各サービスの紹介なども行っています。お気軽にご相談ください。
◇主な活動
・認知症に関する普及活動
・認知症カフェの活動支援
・認知症に関する相談
など
■私たちに出来ること
◇感情は心に残る
認知症になっても、何も分からなくなるわけではありません。症状が進むにつれ、反応が鈍くなったり表情が乏しくなったりしますが「うれしい」「悲しい」などの感情は、本人の心に長く残り続けます。
私たちに出来ることは、認知症の人の心の中を想像し、寄り添い、見守っていくことです。プラスの感情を増やす「ありがとう!」「そうだよね!」といった感謝や共感の言葉を笑顔で伝え、本人が安心感と自尊心を保って暮らしていける環境を作っていきましょう。
【トピック1】9月は認知症月間です
『遊びに来てね』
〜あなたの地域で 認知症とともに いきいきと暮らす〜
認知症について知り、考える機会にしていただくため、市内の施設や認知症カフェの紹介、作品展示などを行います。

【トピック2】認知症予測テスト(大友式)
『やってみてね』
認知症の始まりや認知症になる可能性を、簡単に予測できるように考案されたテストです。

