- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県武豊町
- 広報紙名 : 広報たけとよ 2025年9月号
地震等の災害時には、多数のけが人や急病人が発生する可能性があり、生命を守る応急手当等が非常に重要となります。
救急の日に合わせ、改めて日頃の救急車の利用や応急手当など救急について考えましょう。
◆救急医療週間
○応急手当を覚えましょう!
知多中部広域事務組合消防本部(消防署)では、年間を通じて定期的に救命講習を行っています。救命講習では、心肺蘇生法やAEDの取扱い方法など、応急手当を学ぶことができます。興味のある人は、受講してみてはいかがですか?
(受講方法については、P18の定期救命講習をご覧ください)
○救急車の適正な利用にご協力お願いします
119番通報で要請を受けると、最も近い救急車が出動します。しかし、救急要請が集中し、近くの救急車が出動してしまうと、遠くから救急車が出動することになり、到着までの時間が遅くなってしまいます。緊急性のない救急要請が減少すれば、救急車が必要な傷病者のもとへ少しでも早く到着することができます。
限りある救急車、適正な利用についてご理解とご協力をお願いします。
◆マイナ救急実証事業をはじめます
▽マイナ救急とは?
マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、タブレット端末を使用して、傷病者が過去に受診した病院や処方されたお薬などの医療情報を閲覧します。閲覧した医療情報等は、傷病者がより適切な処置を受けるため、また救急隊が搬送先医療機関の選定をするために活用します。
マイナ救急の実施にあたっては、救急隊員が傷病者の顔と券面上の写真を確認して本人確認を行うため、マイナンバーカードの暗証番号の入力は原則不要です。また、救急隊員が医療情報を閲覧してよいかお聞きし、傷病者の同意を得た上でマイナ救急を実施します。なお、生命、身体の保護のため必要な場合であって、傷病者が意識不明等のため同意を取得することが困難な場合に限り、同意なしで医療情報を閲覧することもあります。
本事業は10月から行います。もしもの際に備えて、マイナンバーカードの携帯をお願いします。
問合せ:知多中部広域事務組合消防本部 武豊支署
【電話】73-0119