くらし 津市長のメッセージ

■ボートレース収益金をこども・教育政策に活用
津市長 前葉 泰幸

ボートレース津の収益金は、これまで学校建設や道路整備など、主にインフラ整備に活用されてきましたが、それにとどまらず、市民の皆様の社会生活に直接貢献できる施策に活用できないかと思いを巡らせてきました。
令和2年度、新型コロナウイルス感染症が世の中を震撼させ、新たな社会環境の変化への対応が求められたことから、収益金のうち10億円をコロナ対策に充てることとし、市民生活を守る施策に役立てました。
ボートレースの社会貢献先として次に拡大したのは、こども・子育てと教育の分野です。「こども基金」と「学校施設整備基金」をボートレースの収益金により創設し、まずはこどもや妊産婦の医療費の窓口無料化と所得制限の撤廃、小中学校校舎の屋上防水工事などに活用することとしました。
令和5年度は、当初予算に計上した繰出金30億円に、補正予算で13億円を追加し、こども基金に10億円、学校施設整備基金に3億円を積み立てました。さらに今年度当初予算で拠出した30億円のうち10億円をこども基金に積み増し、来春、医療費の無料化を高校生に拡大します。
ボートレース津は、新たな時代の要請に対応した社会貢献事業に取り組んでまいります。