くらし 【特集】池田がもっと好きになる(1)

「だったらいいなを叶(かな)える いけだ」の実現のために
池田がもっと好きになる

本市では、5年度にシティプロモーション基本方針を、6年度にはシティプロモーション戦略を策定しました。
今号の特集では、これまでの事例とともに、本市がめざすまちの未来に向けた、シティプロモーション事業について紹介します。

■シティプロモーションとは
シティプロモーションとは、本市にある豊かで多様な資源から魅力を創出し、市内外に発信をすることで、資源を効果的に活用できるようにすることです。本市では、「推奨意欲」「参加意欲」「感謝意欲」の3つからなる「地域への関与意欲」を持続的に高めていくことをミッションとし、まちへの愛着を醸成し、市内外のファンを増やすことで、地域内に一人一人の「まちに真剣(マジ)になる力」を育む取り組みを進めています。
人口減少が進む中で持続的にまちを発展させるためには、定住人口の増加だけではなく、さまざまな形でまちに関わりたいと思う人たちの相互の交流による、一体的なまちづくりが望まれます。積極的にまちに関わりたいという「地域への関与意欲」を向上させることで、長期的にまちづくり人口(※)の増加や持続的なまちの発展をめざしています。

推奨意欲:池田を知人・友人に紹介したい気持ち
参加意欲:池田をより良くするために参加・行動したい気持ち
感謝意欲:池田をより良くしようと活動している人に感謝したい気持ち

※まちづくり人口…地域活動に参加する住民を表す「活動人口」、住民以外で、通勤、通学、観光などで本市に訪れる人々を表す「交流人口」、住民や交流人口以外で、地域住民と継続的に関わる、本市のファンやサポーターのような人々を表す「関係人口」をまとめたもの。

■(chapter1)池田市のシティプロモーション戦略
~4つの施策と効果測定~
シティプロモーション戦略では、「だったらいいなを叶えるいけだ」をブランドメッセージに掲げ、具体的な4つの施策や効果測定方法を示しました。施策のイメージと効果測定方法を紹介します。

◆4つの施策を軸にシティプロモーションを推進
下図の(1)~(4)の施策を繰り返し実施し、個々の取り組みでは、効果測定により取り組み前後の関与意欲の増減を可視化します。結果をフィードバックして次回に生かすことで、一過性の取り組みにせず持続的な関与意欲の向上につなげていきます。

◆効果測定を実施~まちに真剣になる力を測ろう!~
池田への関与意欲を評価指標としたアンケートを用いて、取り組みの効果を測定します。市民には推奨・参加・感謝意欲を、市外に住む人には推奨意欲に関する質問から、それぞれの数値を測り、前後の差から関与意欲の上昇・低下を把握します。

◇各意欲について0~10の11段階で測定

◇各意欲の増減測定
取り組みの前後で各意欲を測定し、意欲がどれだけ増減したかを算出します。

このアンケートは、シティプロモーション課が行う取り組みに限らず、市内のさまざまな取り組み(イベントやワークショップなど)でも活用することを想定しています。シティプロモーションを活用した動きが市内各地に広がることで、まち全体の「池田への関与意欲」が高まっていくと期待しています。また、別途市民アンケートなどから、市全体の関与意欲の変化についても継続的に測定していく予定です。
市内各地で「まちに真剣になる力」を測って盛り上げていきましょう!

シティプロモーション戦略について詳細は市ホームページをご覧ください。
ID…19714

問合せ:シティプロモーション課
【電話】754・6244