- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年3月号
国民健康保険加入者の医療費や特定健診の結果から、市民の健康課題について調べました。
■外来・入院別 医療費からわかること
○一人あたり年間医療費
※資料(1) KDB健康スコアリング(医療、外来+入院)
一人あたりの医療費が、全国や大阪府に比べ外来・入院ともに高くなっています。
○市国保における医療費順位
※資料(2) KDBシステム疾病別医療費分析
■特定健診の結果からわかること
○年齢ごとの特定健診受診率
※資料(3) 特定健康診査・特定保健指導 法定報告
特定健診受診率は、市国保全体で38.8%ですが、40歳~54歳の受診率が30%未満と低くなっています。
○特定健診の結果から年齢別・性別にみる健康状態
※資料(3) 特定健康診査・特定保健指導 法定報告
メタボリックシンドローム(以下メタボ)基準該当者・予備群該当者の割合
メタボ基準および予備群該当者の割合は、女性に比べて男性が高く、全ての年代において3割以上の人が該当します。メタボは、生活習慣病の発症に影響します。
○生活習慣病リスク保有者の割合
健診結果から、それぞれの生活習慣病のリスクは大阪府と比べて同程度ですが、肥満・血糖・脂質のリスクは約4割の人が該当し、血圧のリスクは約6割の人が当てはまります。
『肥満や血圧、血糖、脂質に高い値が続くと全身の血管が傷んでいき、心疾患や脳卒中、腎不全などの発症につながります。
このような病気の発症を防ぐためには、年に一度の健診を受けて自分の体の状態を定期的に確認することが大切です。』