- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府高槻市
- 広報紙名 : 広報たかつき(たかつきDAYS) 令和7年10月号 No.1451
■輝く未来を創る施策ピックアップ
府内トップクラスの健全財政で生み出した財源を未来の高槻への施策に活用しています。令和6年度に実施した施策から事例を紹介します。
(1)次世代への積極投資
□妊婦健診の費用助成 全国トップクラスに拡充
妊婦健診費用の助成回数を14回から17回へ拡充し、多胎妊婦にはさらに5回分を追加。全国トップクラスの助成制度を実施。
2億9,156万円
□中学校の35人学級編制 全国に先駆けて実施
令和8年度から全国の中学校で段階的な実施が予定されている35人学級編制を、令和5年度から中学校全学年で先行実施。
2億2,461万円
□小中学校の体育館に空調設備を設置
子どもたちの教育環境の向上を図るため、小学校18校・中学校9校の体育館に空調設備を設置。令和7年度に全校への設置が完了予定。
9億6,219万円
□近隣都市に先駆け小中学校の学校給食費無償化を実施
北摂地域初の取り組みである義務教育9年間における給食費の恒久的無償化を継続。食物アレルギーなどで弁当を持参する児童生徒の保護者には給食費相当分を補助。
10億4,526万円
[成果がここに]
小中学校では、令和6年度の全国学力調査で好成績をキープ。学習状況調査でも課題の解決に向け、自分で考え、自分から取り組めていると感じている児童生徒の割合が増えています。
全国を1.0とした経年比較(小学校)

教科別正答率 ※カッコは全国平均
・国語69(68)
・算数66(63)
全国を1.0とした経年比較(中学校)

教科別正答率 ※カッコは全国平均
・国語61(58)
・数学57(53)
(2)成長基盤の強化
□高槻城公園を整備 新たなシンボルエリアに
高槻城公園を、高槻城をしのばせるエリアとして整備するため、同公園北エリアの一次開園に向けて実施設計や市民会館などの解体工事を実施。
5億7,368万円
□にぎわいと交流の拠点 地域共生ステーションの整備推進
にぎわいや交流の拠点となる地域共生ステーションの令和11年度の開設に向け、基本計画に基づく整備などを推進。
5,539万円
□関西将棋会館が移転オープン 将棋のまち高槻を推進
関西将棋会館の建設を支援し、JR高槻駅西口周辺の地下通路の美装化や休憩施設を整備。同会館と調和した、風格のある駒音公園も整備。
7億3,738万円
[成果がここに]
10年間で市内の観光施設などへの来場者数が約3倍に増加。
市観光統計調査

(3)健康医療先進都市を推進
□市民が健康でいきいき質の高い医療・介護
市民が健康でいきいきと暮らすことができ、質の高い医療・介護が受けられる「健康医療先進都市」を推進。施策を充実させ、先進的な医療環境や取り組みを情報発信。
367万円
[成果がここに]
・がん検診受診率が全国トップクラス
全種別で府・全国平均を上回り、子宮頸がんは1位、肺がんは2位(令和5年度、全国政令市・特別区・中核市、保健所政令市88市区中)
・介護保険料は府内で低額
65歳以上の月額の介護保険料は府内の政令市・中核市で最も低額
・健康寿命が府内トップクラス
令和4年までの過去5年間平均は府内33市中、女性は85.6歳で1位、男性が81.5歳で4位
