- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三田市
- 広報紙名 : 広報さんだ 令和7年4月1日号
■こどもを核としたまちづくり「6つの無料化」スタート
三田市長 田村克也
「武庫川桜づつみ回廊」に4千本の桜が咲き誇る季節を迎え、新たなステージに進まれる皆さまのご活躍を心より祈念いたします。
今号では、7年度予算の概要をお伝えしています。子育て支援施策の大きな柱として「6つの無料化」を実施します。4月からは「中学校給食」、10月には「高校生期までの医療費」の完全無料化をスタートします。また、昨年度の市長タウンミーティングでお聴きした意見を具体化し、市事業などに反映しています。6つの無料化をはじめ「子ども・地域食堂」への支援開始、特認校である母子(もうし)小学校における保護者の送迎負担軽減がすでに実現しました。母子小の件では、昨年神姫バス株式会社の社長へ直接お願いしたものがダイヤ改正につながり、さらに学校が下校時刻を早めたことにより、全学年のバス下校が可能となったものです。
これまで推し進めてきた公民連携を活用したまちづくりでは「神戸大学」や「イオン」に加え、3月に「神姫バス」「コープこうべ」が包括連携パートナーとなりました。これらにより、まちと市民の生活が大きく変わっていきます。事業者の強みや資源を生かすことで、諸課題をスピーディーに解決してまいります。また、イオンと協議を進めているフローラ88跡地の新商業施設の市公共施設複合化について、4月に意見交換会を開催します(39頁(ページ)参照)。
次に事業の財源として活用できる「ふるさと納税」は、昨年度3億円を超え、過去最高額を更新しました。本市にはまだまだ良いものが多くあり、アイデアと策を講じることで寄附額を伸ばしていけると確信しています。
最後に「大阪・関西万博」が13日に開幕します。ひょうごフィールドパビリオンに認定されている「千丈寺湖(せんじょうじこ)」で、体験型観光プログラム(12頁参照)を実施します。ぜひ参加いただき、一緒に三田を盛り上げていきましょう。
■Mayor’s Photo Diary
2月26日:旧三田藩士が開拓に貢献した歴史を持つ北海道浦河町(うらかわちょう)の池田拓(いけだひらく)町長が来訪。今後の友好関係を協議
3月17日:スポーツ・文化の全国大会などで優秀な成績を収めた若者が来訪。さらなる活躍を期待し激励
3月19日:特殊詐欺防止の街頭啓発を実施。三田警察や防犯協会と共に、三田駅前で啓発グッズを配布