くらし [消費生活相談]「分電盤の点検に行きます。」の電話から始まる勧誘に注意しましょう

分電盤は、内部に屋内配線の安全確保等のためのブレーカー等が内蔵されており、一般的に玄関や洗面所等に設置されています。業者が電話等で突然、分電盤やブレーカーの点検を持ちかけて訪問し、「すぐに交換しなければ漏電して火事になる。」などと不安をあおり、その場で分電盤の交換を迫る手口がみられます。自治体からの補助が出るからと高額なブレーカーの契約を迫る例もあります。

■相談事例
・電力会社の委託を受けたという業者の点検後に交換工事を契約したが、委託というのはうそだった。
・不安をあおられ分電盤の交換契約をしたが、高額なのでやめたい。
[国民生活センター発表]

■消費者へのアドバイス
・分電盤を含む家庭用の電気設備については、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられています。法定点検の場合は、必ず事前に書面で通知の上、登録機関の調査員証を携帯した調査員が来ます。点検後にその場で何らかの契約を勧誘するようなことはありません。
・点検を持ちかける突然の電話や訪問には注意しましょう。

問合せ:産業共創課
【電話】0745-44-3071