- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県有田市
- 広報紙名 : 広報ありだ 令和7年9月号
いざというときに一人ひとりが適切な避難行動をとれるよう、家族や地域の方などと様々なシーンの避難行動について話をしておきましょう。
◇書いてみよう
避難場所の確認
・自宅からの避難の場合は?
・会社や学校など、外出先からの避難の場合は?
◇調べてみよう
避難経路の確認
避難場所への道順だけでなく、途中の危険箇所や休憩できる場所、トイレの場所なども確認しておきましょう。
阪神淡路大震災では、亡くなった方の約8割、能登半島地震では、亡くなった方の約6割が建物の倒壊や家具の転倒による圧死や窒息死でした。
このことから
(1)つぶれない家に住むこと
(2)家具の転倒対策を行うこと
が非常に重要です。がれきに閉じ込められたり、転倒した家具の下敷きになったりして動けなくなると、あとから来る津波や火災に巻き込まれてしまうかもしれません。自分が無傷であればこそ、自分や大切な人の命を守る行動ができます。
家族でお家のことについて確認してみましょう。
1 住宅の耐震診断、耐震補強
2 家具は柱や壁に金具・つっぱり棒などで固定する
3 テレビ、冷蔵庫は粘着マットやベルト式のもので固定する
4 食器棚などの扉に、開き防止・飛び出し防止器具を取り付ける
5 ガラス製品(窓、家具)に飛散防止フィルムをはる
6 寝室や出入口付近に家具を置かない・寝ている上に倒れてこない配置にする
7 寝室には非常持ち出し袋や脱出用の履き物を用意しておく
8 家の周りの危険なブロック塀の安全点検・対策をする
◇災害用伝言ダイヤル(171)
大規模な災害が発生し、電話がつながりにくくなった時に利用できる声の伝言板です。
1つの電話番号を起点にして、伝言の登録・再生をすることができます。1つの電話番号につき、最大20件の伝言を登録することができます。
◇災害用伝言板(web171)
http://www.web171.jp
インターネットを利用して、被災地の方の安否確認が行える伝言板です。伝言の登録・更新・閲覧ができます。