- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県久米南町
- 広報紙名 : 広報くめなん 令和7年10月号
◆収穫の苦労と喜びを実感 誕生寺小児童が稲刈り体験
米作りについて学ぼうと、誕生寺小学校の4、5、6年生17人が10月1日、北庄の杉山美明さんの田んぼを訪れ、鎌を使った昔ながらの稲刈りに挑戦しました。
これは、同校が地域の協力のもと行う農業体験学習「誕生寺ふれあい学校」の一環。児童らは地域の人から鎌の使い方を教わりながら、5月に田植えを行った田んぼで実ったきぬむすめの稲を、1株ずつ手作業で刈り取りました。
手刈りの稲刈りは大変な作業で、「手が痛くなった」「全部きれいに刈れたら気持ちよかった」と話す児童たち。秋晴れの空の下、収穫の苦労と喜びを学びました。
◆就実大薬学部と連携イベント 科学実験教室や健康ひろばを開催
町と就実大学薬学部(岡山市中区)が連携して、親子で楽しめる科学実験教室と体の健康チェックなどができる健康ひろばを、9月20日と21日の2日間、久米南町コミュニティセンターで行いました。
20日の科学実験教室には、町内外から約60人の親子が参加。学生らの説明を受け、スライムやカラフルイクラ、冷やしカイロづくりなど、薬に使用される成分を利用したさまざまな科学実験を楽しみました。
このイベントは、大学との協働で地域の課題解決に取り組む町の「つながる大学連携事業」の一環。今回で3回目の実施となりました。
◆ずっしりと実ったブドウ 神目小児童が収穫体験
町の特産、ブドウについて学ぼうと9月2日、神目小学校の3年生8人が、月本果樹園の月本幸常さん(上神目)のほ場を訪れ、ブドウの収穫作業を体験しました。
児童たちが7月に袋掛けをしたクイーンニーナが収穫期を迎えたこの日、ずっしりと立派に成長したブドウを1人2房ずつ収穫。続いて、月本さんから手順を教わりながら、粒の選別や袋詰め、箱詰めの作業も行い、収穫から出荷までの全てを体験しました。
この日を心待ちにしていた児童たちは、ブドウを手にほくほく顔。収穫の喜びを満喫しました。
