- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県内子町
- 広報紙名 : 広報uchiko 2025年8月号
■傘のアートで祭りに華を添える「アンブレラスカイ」今年もまちの駅に登場
内子笹まつり実行委員会の皆さん
カラフルな傘を吊るして青空を彩る「アンブレラスカイ」が7月中旬、まちの駅Nanze(なんぜ)に登場しました。8月開催の「内子笹まつり」に向けた同実行委員会の企画で、夏の名物スポットとなっています。
アンブレラスカイは企画部長の宇都宮啓之(ひろゆき)さんが3年前に提案。「年々、商店街に並ぶ笹飾りが減り、人手不足で準備は大変――。でも来てくれるお客さんのために、できることを始めたかった」と当時を振り返ります。傘が並ぶ華やかな広場には、「かわいい」と喜ぶ子ども連れなどが次々訪れます。宇都宮さんは「想像以上の反響にびっくり。皆さんの喜ぶ声がやりがいだから、なかなかしまえない」と笑います。風や日差しの影響で、一日2、3本は手直しや取り換えが必要だそう。宇都宮さんは傘を整え「少しでも傷まないよう、去年からロープにより戻しをつけて。年々進化しています」と汗を拭います。
現在、傘のアートに加え、祭り本番に向けた準備が進んでいます。実行委員長の米田陽一郎(よういちろう)さんは「地域の皆さんも一緒になって盛り上げてくれる。それだけ魅力ある祭り。私たちの幼い頃のように、これからも子どもたちの楽しい思い出として残ってほしい」と語りました。