くらし 「要チェック! 消費者トラブルに巻き込まれる前に」対馬市消費生活相談所だより

~警察を名乗る電話に注意!~
▽相談事例
スマートフォンに警察官を名乗る人物から電話があり「あなたの銀行口座が犯罪取引に使われている。逮捕した犯人があなたと共謀していると言っている。ビデオ通話なら出頭せずに済む」などと言われ誘導された。ビデオ通話で、警察手帳を見せられ「被害届が出ている」と言われたので、住所、電話番号、職業、銀行口座情報を伝え、運転免許証を提示した。通話中に「金銭を振り込む必要がある」と言われたところで、不審に思い電話を切った。

▽消費者へのアドバイス
警察がSNSやビデオ通話で連絡を取ることはありません。警察からと思われる電話であっても、相手の所属や担当者名、電話番号、内線番号などを聞いて、いったん電話を切りましょう。また、相手が自分の個人情報を知っていたとしても驚かず、簡単に信用しないようにしましょう。自分からも個人情報を絶対に伝えないでください。

その他「下4桁が「0110」の番号から電話があり、警察を名乗って逮捕状が出ていると言われた」や「2時間後に電話が使えなくなるとの電話の後、犯罪捜査のためと言われお金を振り込んだ」などの相談もあります。不審に思った時は、すぐに対馬市消費生活相談所や警察に相談してください。

問い合わせ:
対馬市消費生活相談所【電話】0920-52-8322
長崎県消費生活センター【電話】095-824-0999